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【高校野球】報徳学園、エースナンバー奪われた間木が意地の4回無失点

2024年07月15日 14:53

野球

【高校野球】報徳学園、エースナンバー奪われた間木が意地の4回無失点
報徳学園・間木 Photo By スポニチ
 【第106回全国高校野球選手権兵庫大会3回戦   報徳学園7―0姫路工 ( 2024年7月15日    ベイコム尼崎 )】 今春選抜準優勝の報徳学園が7回コールド勝ちし、順当に4回戦に進出した。今秋ドラフト候補の今朝丸裕喜(3年)とともに二枚看板を形成する間木歩(3年)が今大会初先発し4回3安打無失点、毎回の6奪三振の好投。初戦の2回戦で今朝丸が先発し5回4失点と不安定な投球を見せていただけにチームに安心感を与える結果となった。
 「力みから真っすぐがいかず、スライダー中心になった。課題が分かったのが収穫」

 今春まで背負ったエースナンバーを今朝丸に奪われた形となり最後の夏は背番号10。「正直、最初は悔しかったが、自分自身がやるべきことは変わらない。チームが勝つために抑えるだけ」と気持ちはすでに切り変わっている。

 激戦区で有力候補も苦しい戦いをみせている。試合前日だった14日も3年連続出場を目指すライバルの社が苦戦した一戦をインターネットで観戦。改めて気持ちを引き締めた。「目の前の相手だけ。一戦必勝です」。与えられた役割を果たした先にはエースナンバーの奪還が待っている。 

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