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前田健太が吠えた 大谷に安打許すも3番手で気迫の3回2/3無失点5K 救援配置転換後初登板

2024年07月15日 04:38

野球

前田健太が吠えた 大谷に安打許すも3番手で気迫の3回2/3無失点5K 救援配置転換後初登板
<タイガース・ドジャース>6回、ヘルナンデスを空振り三振に仕留めてマウンド上で吠えるタイガース・前田(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【インターリーグ   タイガースードジャース ( 2024年7月14日    デトロイト )】 先発から中継ぎに配置転換されたタイガースの前田健太投手(36)が14日(日本時間15日)本拠地デトロイトでのドジャース戦に0-3の4回から3番手で登板。大谷翔平投手(30)に内野安打を許したものの、3回2/3を投げて1安打無失点5奪三振許したものの、3回2/3を投げて1安打無失点の投球でドジャース打線を寄せ付けなかった。
 救援配置転換後、初めてのマウンドに上がった前田。0-3の4回から3番手で登板すると、パヘスを三ゴロ、ロハスを見逃し三振、ラックスを中飛と、わずか14球で3者凡退に抑える完璧な投球を見せた。

 5回、先頭のテーラーを93・5マイル(約150・4キロ)の真っ直ぐで見逃し三振、アウトマンをスライダーで空振り三振を奪って簡単に2死を奪った。

 2死で迎えたのは大谷。初球は力んだのかスプリットがワンバウンドとなるボール。続く2球目はスプリットで空振りを奪った。3球目は今季最速となる94・1マイル(約151・4キロ)も外角高めに外れた。2ボール1ストライクからの4球目のスプリットが甘く入ると、大谷は見逃さなかった。

 完璧に捉えられた打球は遊撃手のグラブをはじく強襲内野安打となった。この試合で初めて走者を許したが、スミスへの2球目に大谷が盗塁を狙い、捕手・ケリーの好送球によりタッチアウトとなってチェンジ。

 6回のマウンドにも上がった前田の勢いは止まらない。スミスを遊ゴロに仕留めると、フリーマンとヘルナンデスを空振り三振に抑えた。ヘルナンデスから空振り三振を奪った際にはマウンド上で吠えた。

 4イニング目となった7回。先頭のパヘスにフルカウントとなったものの二飛。ここで50球を超えたが球威は衰えず、ロハスを遊ゴロに仕留めたところでお役御免となった。前田は降板時に地元ファンからスタンディングオベーションで好投を労われた。

 前田は3回2/3を55球投げ1安打無失点の5奪三振と圧巻の投球だった。

 前田は今季は全16試合に先発し、2勝5敗、防御率7・26と不振だった。ドジャース所属時代にリリーフを経験。17年には4試合、18年には19試合、19年にも11試合に登板している。昨年もツインズで1試合、プレーオフで2試合にリリーフ登板していた。

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