連敗の中日・立浪監督 8回に併殺打の石川昂に「初球を振っていけるようになっていかないと」

2024年07月15日 21:16

野球

連敗の中日・立浪監督 8回に併殺打の石川昂に「初球を振っていけるようになっていかないと」
<ヤ・中>険しい表情の立浪監督(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   中日1―4ヤクルト ( 2024年7月15日    神宮 )】 中日は、8連敗中だったヤクルトに敗戦。連敗を喫し、借金6に後退した。
 先発・梅津が7回3失点で6敗目。初回は3者凡退と上々の立ち上がりを見せたが、誤算は2回。先頭・村上に中越え二塁打、オスナに中前打され無死一、三塁を招き、中村の左翼線適時二塁打で先制点を献上。なおも無死二塁で山田に中前適時打され4連打を浴びるなど、この回3失点し、流れを手放した。

 打線も精彩を欠いた。2回に死球と安打などで1死一、二塁をつくったが、ロドリゲスが遊ゴロ、加藤匠が空振り三振。0―3の5回無死一、三塁で、代打・石橋の三ゴロの間に三走が生還。懸命に追いすがったが、1―3の8回。代打・山本が左前打を放ち好機を演出するも、続く代打・石川昂が、痛恨の遊ゴロ併殺。反撃ムードは、しぼんだ。

 立浪監督は「梅津は立ち上がり、ボールは、いっていましたし、2回に3点を取られてしまいましたが、7回までよく投げたと思う。ただ、あそこを1点くらいで抑えていれば、まだチャンスはあった。ヤフーレ投手の出来も良く、動く球を攻略できなかった。絞りきれなかった。相手捕手にうまくリードされた」と悔やんだ。

 また、指揮官は8回無死一塁の好機で併殺に倒れた石川昂について、「なんていうのか、併殺は全然いいんですけど、初球を振っていけるようになっていかないと。初球を打って凡打、併殺は全然いいんですけど、代打で出たら、初球から振れるように、というのは考えてもらいたい。この球場で、2点差なら、長打ある打者はプレッシャーもかかるので。初球から振ってほしかった」と修正を促した。

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