西武・青山美夏人 プロ初勝利を初完封で飾る 球団では11年牧田以来の快挙「まだ気持ちが高ぶってる」 

2024年07月17日 20:14

野球

西武・青山美夏人 プロ初勝利を初完封で飾る 球団では11年牧田以来の快挙「まだ気持ちが高ぶってる」 
<西・オ>プロ初勝利を完封で飾りガッツポーズする青山(撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   西武6ー0オリックス ( 2024年7月17日    ベルーナD )】 西武は17日、ベルーナDでオリックスと対戦し快勝。先発の青山美夏人(みなと、23)がプロ初完封でプロ初勝利を挙げた。
 試合後、ヒーローインタビューに臨んだ青山は「最終回に登場曲が流れた時に凄く興奮した。まだ気持ちが高ぶっている」と喜びを語った。

 2年目の青山は、昨季は中継ぎで39試合に登板し防御率2.96。4月2日にはプロ初セーブも挙げた。先発に転向した今季は4度目の先発登板。ここまでの3戦は0勝2敗で防御率2・76を記録している。

 140キロ台の直球に変化球を交えながら打たせて取るピッチングで凡打の山を築き、オリックス打線を5回までわずか1安打に封じた。

 すると好投に応えるように、5回まで無安打だった打線が6回に火を噴く。打者一巡の猛攻でこの回一挙5得点を挙げ、青山を強力に援護した。8回には4番・山村が、チーム11試合ぶりとなる2号ソロで加点した。

 青山はその後もスコアボードにゼロを刻み、自己最長となる9回106球を投げ切り3安打無失点、3奪三振1四球。プロ初勝利を完封で飾るのは球団では2011年の牧田和久以来13年ぶりの快挙となった。

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