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ド軍指揮官 今季5度目の零敗喫した相手左腕に脱帽「攻略は難しかった。うまく投げていた」

2024年07月27日 12:52

野球

ド軍指揮官 今季5度目の零敗喫した相手左腕に脱帽「攻略は難しかった。うまく投げていた」
初回、二塁打を放つドジャース・大谷(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【インターリーグ   ドジャース0-5アストロズ ( 2024年7月26日    ヒューストン )】 ドジャースの大谷翔平投手(30)が26日(日本時間27日)、敵地でのアストロズ戦に「1番・DH」で先発出場。第1打席で二塁打を放つと、第4打席でも中前打を放ち、2試合連続でマルチ安打をマークした。8回には今季25個目の盗塁となる二盗を決め、今季25盗塁。2021年の自己最多26盗塁にあと1に迫った。しかし、チームは15三振と三振の山を築いて今季5度目の零敗を喫した。
 試合後、デーブ・ロバーツ監督は、故障者や離脱者が続出する中で難しい戦いを強いられていることについて「うちのチームにとってはチャレンジだ」とコメント。6回1/3を4安打無失点、10奪三振の快投を見せた相手先発バルデスについて「今日のバルデスはよかった。攻略は難しかった。チャンスのあったイニングもあったけど、ここぞというときにうまく投げていた」と脱帽していた。

 大谷は第1打席から敵地ファンに大ブーイングで迎えられた。三塁側のプレートを踏む左腕バルデスの初球95.4マイル(153.5キロ)のシンカーを中前にはじき返すと、快足を飛ばして一気に二塁へ到達した。しかし、その後スミス、T・ヘルナンデス、パヘスが打ち取られて無死二塁の先制機を生かせなかった。

 0―4で迎えた8回の第4打席。チームは走塁ミスなどもあって好機を生かせず無得点に封じられていたが、大谷のバットがまたしても快音を響かせた。1ストライクから3番手右腕プレスリーの速球を捉えると、打球速度113.5マイル(約182.6キロ)の痛烈な打球は二遊間を抜けてあっという間に中前に達した。さらに2死後に今季25個目の盗塁となる二盗に成功したが、パヘスは中飛に倒れて無得点に終わった。大谷は2021年の自己最多26盗塁にあと1に迫った。

 ここまで打率.315、31本塁打はいずれもリーグトップを記録している大谷は年間38盗塁ペース。日本選手初のトリプルスリー、40本塁打&40盗塁も視野に入れている。

 この日の試合に「3番・一塁」で先発予定だった主砲フリーマンが三男マキシマス君(3)が滑膜炎に感染してロサンゼルスに戻ったため試合前に緊急欠場することが決定した。大谷はフリーマン不在の穴を埋めるような活躍を見せたが、得点にはつながらなかった。

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