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大谷翔平 思い出の地オークランド最終戦は4打数無安打 チームは二刀流“キケ”の連日の活躍で2連勝

2024年08月05日 07:35

野球

大谷翔平 思い出の地オークランド最終戦は4打数無安打 チームは二刀流“キケ”の連日の活躍で2連勝
2回、左飛に打ち取られるドジャース・大谷(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【インターリーグ   ドジャース3―2アスレチックス ( 2024年8月4日    オークランド )】 ドジャースの大谷翔平投手(30)が4日(日本時間5日)、敵地でのアスレチックス戦に「1番・DH」で先発出場。メジャー初出場、初安打、初勝利、ダブル規定到達など、多くの節目の記録を残し、今季限りで閉場するアスレチックスの本拠オークランド・コロシアムでの最終戦は4打数無安打に終わった。チームは接戦を制して2連勝。敵地では、3連勝を飾った6月24日からのホワイトソックス3連戦以来6カードぶりのカード勝ち越しを決めた。
 ア軍は来季からサクラメントに移り、28年からはラスベガスに移転する。この日が思い出の地での最後の試合だった。大谷は初回は見逃し三振に倒れると、2回1死一塁の場面では左飛。5回先頭の第3打席では右翼へ飛球を打ち上げたが、フェンス手前で失速した。3―2の7回1死走者なしで迎えた第4打席は空振り三振に打ち取られた。これで連続試合出塁も8で止まった。

 チームは初回、前日に3安打2打点、救援登板で1回無失点に抑えたE・ヘルナンデスが2点適時打。同点とされた3回にはビジオが中前適時打を放って勝ち越した。投手陣も5回2死満塁で救援した2番手フィリップスが見逃し三振でピンチを切り抜けるなど、投打がかみ合って勝利をつかみ取った。

 3日のアスレチックス戦では5試合ぶりのマルチ安打に加え、日米通じて初となる1試合3盗塁をマーク。これで今季31盗塁とし、33本塁打と合わせて30本塁打&30盗塁は、DH専任ではメジャー史上初で、球団でも4度目の快挙だった。

 投打ともに故障者が続出する苦しいチームだが、左手骨折のベッツや三男・マキシマス君が「ギラン・バレー症候群」を発症して「家族緊急リスト」に登録されて離脱中のフリーマンの復帰も間近。MVPトリオのうち2人が欠けて最近は打線の厚みを欠き、大谷にマークが集中しているだけに2人の早期復帰が待たれる。

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