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阪神・近本 新人から6年連続100安打 「遅いなというのは感じている」シーズン99試合目の到達

2024年08月05日 05:15

野球

阪神・近本 新人から6年連続100安打 「遅いなというのは感じている」シーズン99試合目の到達
<D・神>初回、安打を放つ阪神・近本(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神4ー0DeNA ( 2024年8月4日    横浜 )】 阪神・近本が今季4度目の猛打賞で3安打を積み上げ、今季100安打に到達した。新人の19年から6年連続100安打。8年連続の吉田義男以来、球団2人目の快挙を打ち立てた。
 「また来年も頑張れるように。はい」

 節目の数字には無関心でも、リードオフマンとして果たした役割は大きかった。初回に二塁内野安打で出塁し、森下の二塁打で先制のホームを踏んだ。3回は中前打の後に、今季14盗塁とする二盗にも成功。前回対戦でも3打数2安打と捉えていたケイから2安打を放ち、6回は2番手の坂本から右前へ運んだ。投手の左右別成績で打率・228の右に対し、・319と得意にしている左投手2人から、「H」ランプをともした。

 「シーズン中は意識しないが、どの時期に100安打をしたかを覚えているので。まあやっぱり、遅いなというのは感じている」

 シーズン99試合目の到達は、98試合目の昨年より1試合遅いペースながら、前年は右肋骨骨折の離脱期間があっただけに、今季の不本意さをにじませた。とはいえ一時の不振からは脱却。打率は急上昇中で、6月21日以来の2割6分台に戻った。この先も勝利につながるヒットに期待だ。(倉世古 洋平)

 ○…近本(神)が3安打でシーズン100安打。新人の19年から6年連続の100安打以上は、阪神では吉田義男の8年(53~60年、61年は94安打)に次ぐ球団2位。5年で並んでいた後藤次男(48~52年、53年は89安打)を上回った。なお新人からのプロ野球最長は張本勲(日、巨)の20年(59~78年)。1球団で最長は17年で日本ハム時代の張本勲(59~75年)と長嶋茂雄(巨、58~74年)が記録。

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