神村学園あす大社戦 小田監督「1人しかいないでしょ」とキーマンにプロ注目・正林を指名

2024年08月18日 19:11

野球

神村学園あす大社戦 小田監督「1人しかいないでしょ」とキーマンにプロ注目・正林を指名
打撃練習をする神村学園の正林(撮影・杉浦 友樹) Photo By スポニチ
 【第106回全国高校野球選手権 ( 2024年8月18日 )】 あす19日に準々決勝が行われる夏の甲子園。2年連続でベスト8入りした神村学園(鹿児島)は兵庫県西宮市内で最終調整した。
 大社との準々決勝を前に、小田大介監督はキーマンを聞かれると「1人しかいないでしょ」とプロ注目の4番、正林輝大(3年)を指名。3回戦で今大会初安打も、春の選抜で本塁打を放った大砲はここまで打率・077と苦しんでいる。

 17日宿舎に戻った指揮官は表情が曇りがちだった背番号9と1対1で面談。「自分の結果ばかり(気にして)打席に立ってる」と声をかけ「打てなくて悔しいのもわかるし、イライラしたりとか、そういう気持ちもわかるんだけど、じゃあ、出れてない子の気持ちを考えて君は今打席立ってるのか?」などと思いをぶつけた。それも期待の裏返しだ。正林は「チームのために改めてやる」と誓いを新たにした。

 この日の打撃練習では広角に鋭い打球を連発した。相手エースの馬庭優太(3年)は球速以上に直球に力があると感じており「しっかり負けないように」と腕まくり。昨夏の4強を超える日本一を目指すチームを引っ張る。

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