【甲子園】東海大相模 エース・藤田琉生、痛恨の1球… 強力打線沈黙で9年ぶり4強ならず

2024年08月19日 09:54

野球

【甲子園】東海大相模 エース・藤田琉生、痛恨の1球… 強力打線沈黙で9年ぶり4強ならず
<東海大相模・関東第一> 準々決勝で敗退した藤田(右から4人目)ら東海大相模ナイン(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【第106回全国高校野球選手権 第12日 準々決勝   東海大相模1―2関東第一 ( 2024年8月19日    甲子園 )】 3度目の全国制覇を狙う東海大相模(神奈川)が関東第一(東東京)との関東対決に破れ、優勝した2015年以来、9年ぶりとなる4強進出はならなかった。
 大会屈指の左腕、エースの藤田琉生(3年)が1球に泣いた。0―0で迎えた7回。先頭の関東第一4番・高橋徹平に対して投じた初球、チェンジアップが甘く真ん中に入った。打球は甲高い金属音を残して左中間スタンドへ。1メートル98の長身から投じる威力ある直球を武器にスコアボードに「0」を並べてきた藤田にとって、痛恨の1球だった。

 打線も関東第一先発・畠中鉄心(3年)のリズムを崩すことはできなかった。2、6、7回と先頭打者が安打で出塁したが、相手の固い守備に阻まれて走者を進めることすらできず、いずれも併殺で攻め手を欠いた。

 0―1の9回には決定的な2点目を失った。9回の攻撃も先頭打者が安打で出塁。この試合初めて走者を二塁に進め、1点を返すなど逆転へのムードを盛り上げたが、あと1本が出なかった。強力打線が5安打に封じられての敗戦。本来の力を出し切ることができず、聖地を去る。

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