広島・九里 復調6勝 前回今季最少46球降板の悔しさ晴らした!新井監督も称賛「気合入っていた」

2024年08月19日 05:45

野球

広島・九里 復調6勝 前回今季最少46球降板の悔しさ晴らした!新井監督も称賛「気合入っていた」
<ヤ・広>6回、村上を打ち取り雄叫びをあげる九里(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島8ー2ヤクルト ( 2024年8月18日    神宮 )】 広島・九里が1週間前の悔しさを晴らした。序盤からの援護点にも背中を押されて6回98球で1失点。6勝目をつかんだ。
 「前回3回で代わっていたし、長い回をどうのこうのというよりも、一つずつアウトをしっかり取れるように初回から思い切っていった。チームの勝ちに貢献できている試合をもっともっと増やしていかないといけない」

 11日の阪神戦は3回2失点で7敗目。2死満塁の好機で回った4回に代打を送られ、46球降板は今季最少だった。11年目で初めて開幕投手を務めて始まった1年。白熱の優勝争いが佳境を迎え、本来の調子を取り戻した。

 初回から打者の左右を問わず果敢に内角を攻め、四球もなくストライクゾーンで勝負した。「(捕手の石原とは)試合中もコミュニケーションをしっかり取りながらできたと思う。いい部分は継続していきたい」。攻撃でも3打席連続二塁打の石原に3打席連続犠打で呼応して追加点に貢献。「前回阪神戦の時にバントを失敗していた。しっかり決められるように」とプロ初の1試合3犠打にも胸を張った。

 新井監督は「前回の登板で悔しい思いをしていると思う。その分も気合入っていた」とうなずいた。大差がついた終盤は島内が9日ぶり、ハーンが5日ぶりに登板し、栗林は9日を最後に登板がなく英気十分。20日からの巨人との決戦へ準備は整った。

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