×

ドジャースの宿敵ジャイアンツ 編成トップに世界一3度の元名捕手バスター・ポージー氏を抜てき

2024年10月01日 08:04

野球

ドジャースの宿敵ジャイアンツ 編成トップに世界一3度の元名捕手バスター・ポージー氏を抜てき
ジャイアンツで活躍した名捕手バスター・ポージー氏(AP) Photo By AP
 ジャイアンツがファーハン・ザイディ編成本部長を解雇した。大リーグ公式サイトが報じた。
 後任はジャイアンツのスター捕手として3度世界一に導き、現在はパートオーナーでもあるバスター・ポージー氏。ボブ・メルビン監督は留任する。

 ジャイアンツは3年連続でプレーオフに届かなかったため、ザイディの契約はまだ残っていたが解雇した。今季のジャイアンツの成績は80勝82敗、ナ・リーグ西地区4位。ザイディは19年からチームを率いたが、勝ち越したシーズンもプレーオフ進出も21年の1度だけだった。

 ジャイアンツのグレッグ・ジョンソンチェアマンは9月30日(日本時間10月1日)に声明を出し「ザイディとの関係を断つことに決めました。6年間の貢献には感謝していますが、結果は期待したものではありませんでした。変化が必要だと判断しました」としている。1日オラクルパークで記者会見を開く。

 ジャイアンツは今季、ボブ・メルビン氏を新監督に迎え、ブレーク・スネル、マット・チャップマンら6人のFA選手を補強、ロビー・レイをトレードで獲得した。多額の投資をしたが、地区優勝争いにとどまれなかった。

 ポージーは、08年のドラフト一巡指名選手(全体5番目)で、10年にナ・リーグ新人王、12年にMVPに輝き、7度オールスターに選出された。21年のシーズン後に引退、22年9月にジャイアンツのオーナーシップグループに参加した。

 「バスター・ポージーが新しい編成本部長としてより大きな役割を果たすことに興奮しています」とチェアマン。「私たちは、このフランチャイズの野球哲学を定義し、指導し、導くことができる人を探しています。そして、バスターが完璧にフィットすると感じています。彼とボブ・メルビンが協力し、サンフランシスコに勝利の野球を取り戻すことができると確信しています」としている。

おすすめテーマ

野球の2024年10月01日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム