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「自分もあそこへ行く」 阪神・川原が諦めずにつかんだ念願の1軍舞台

2024年10月01日 05:15

野球

「自分もあそこへ行く」 阪神・川原が諦めずにつかんだ念願の1軍舞台
<神・D>青柳(左)から初奪三振の記念球を受け取る阪神・川原(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神0ー2DeNA ( 2024年9月30日    甲子園 )】 <記者フリートーク 阪神担当・松本 航亮>
 川原がついに甲子園の舞台に立った。2000年生まれの4選手(森下、小幡、野口)の中では最後の1軍デビュー。6月28日の2軍練習後、同世代の私を見つけると、ふとつぶやいた。

 「上がったな…」。 実はこの日、野口がプロ初昇格を果たした。「あいつはやるよ」と話した後に、「オレ、ついに一人やん…」と苦笑いを浮かべた。

 18年ドラフトで高卒入団の小幡、22年ドラフトで大卒入団の森下、そして22年育成ドラフトで入団した野口にも先を越された。悔しさはあった。それでも歯を食いしばった。

 「自分もあそこへ行く」。ようやくたどり着いた聖地で最後は桑原を見逃し三振に斬った。おとなしい性格だから、派手なガッツポーズは見せない。ただ、胸を張って甲子園のベンチに帰る姿が、喜びを表現していた。

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