橋下徹氏 名古屋市教育委の金品授受に憤り「みんなが疑う。お金が動いていたら」「贈収賄ですよ?」
2024年02月12日 16:22
芸能
この問題に橋下氏は「最悪ですね」と憤りを口に。「教育委員会制度というのは、政治的な中立性を保つために、政治から距離を保つ、政治から独立性を保つということで、それまで知事、市長が口を挟む余地がなかったんですよ」と、政治と教育委員会の独立性を解説した。
自身が大阪市長時代も「いろんな問題があった」といい、故・安倍晋三元首相と協議の末、各自治体の首長が教育委員会に介入できる法律ができたと明かした。それを踏まえ、「河村さん、ぜひその法律の趣旨も踏まえて、政治的な中立性じゃなくて、しっかり教育委員会をただすという趣旨で政治の力を発揮しないとダメですよ」と、市の積極的な介入が不可避であることを訴えた。
教育委は飲食代、激励費として受け止めており、人事に反映されることはないと釈明している。しかし、橋下氏は「教育委員会もなんやかんや言い訳していますけど、贈収賄ですよ?これ。この釈明の仕方が、世間の一般の親御さんにどう受け入れられるか、まったく読み間違えているような釈明」と厳しく糾弾。「人事に反映されるようなことはないと言っているけど、みんなが疑うんだから。そこでお金が動いていたら。教育委員会はもう1回、会見を開き直して、謝罪から」と、さらなる説明の必要性を主張した。
教員たちの意識にも疑問を向け、「これ、本当に大変なことで、危ないと思わないのかな?教員たちは。贈収賄だという危機意識を持たないと。20年とか言ってるからね」と首をかしげていた。