青井実アナ 新天地・フジ報道番組会見で異例の謝罪 NHK時代の服務規程違反「おわび申し上げたい」
2024年03月23日 05:00
芸能
青井アナは03年にNHKに入局。「NHKニュース7」や「ニュースウオッチ9」など人気ニュース番組に出演してきたが今年1月、自らの申し出で「ニュースウオッチ9」を降板し、同局を退局した。
祖父は丸井創業者という“華麗なる一族”でも知られる。親族が経営する関連会社の役員に名を連ねており、スポニチ本紙の取材では、そのうちの1社から役員報酬を受けた。NHKの服務準則では、副業には上司の許可が必要だったため、厳重注意された。
公の場で騒動について語るのは、この日が初めて。改めて自身の口で事実関係について説明した上で「21年間勤めたNHKの皆さまにあいさつができなかったことが悔やまれていた。私を育てていただき本当にありがとうございます」と古巣への感謝も述べた。
4月からは、フジテレビの“夕方の顔”として熾烈(しれつ)な夕方ニュースの視聴率戦争に殴り込みをかける。NHKでは新番組「午後LIVE ニュースーン」が立ち上がるが、「ライバルではなく、一緒に放送業界を盛り上げる仲間だと思っている」と語った。公共放送から民放へと活躍の場を移すことになり「“いったんCMです”とか言ったことがない」と苦笑。それでも「40を過ぎた青井実が頑張っているぞ、というところを見ていただければ」と決意表明した。