漫画家・浅野いにお氏 代表作「おやすみプンプン」お蔵入りの可能性!?「編集長が違ったら…」

2024年03月23日 18:38

芸能

漫画家・浅野いにお氏 代表作「おやすみプンプン」お蔵入りの可能性!?「編集長が違ったら…」
浅野いにおインスタグラム(@asano_inio)から
 漫画家の浅野いにお氏が22日、フジテレビ「酒のツマミになる話」(金曜後9・58)にゲスト出演。自身の理解者について語った。
 浅野氏が若手時代に描いていた「ソラニン」は、主人公のバンドマンが命を落とし、主人公が完全に入れ替わるという構成。展開を知った編集長に「編集部に呼び出されて怒られた」と告白。

 大人気マンガ「タッチ」の編集をやっていた編集長で、「達也と和也、途中で主人公がチェンジする。その時にめちゃくちゃクレームの電話が来た。それのトラウマがあったから、主人公を殺すっていうのは演出的には良いけど、漫画家として一回きりだぞ」と念を押されたと明かした。

 浅野氏の代表作「おやすみプンプン」は、主人公の“プンプン”だけひよこの落書きのように描かれていて、それ以外のキャラクターは普通の人間。

 「表現として攻めた感じの内容」で、浅野が「壊れた」と感じた編集長に再び呼び出されたが、浅野が作品の狙いを説明すると「面白いモノはもちろん載せる。つまらないモノは載せない。よく分からないやつはとりあえず載せる」と納得してくれたという。

 「それがあったから、僕の作品は世に出た。編集長が違ったら、それの連載自体が存在しなかった可能性がある」としみじみ。「理解者がいるかいないかで結構、枝分かれすると思う」と感謝を伝えた。

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