水原氏の問題 事情通が大スキャンダルに発展する可能性指摘 「野球賭博はしていないと言っているが…」

2024年03月23日 14:40

芸能

水原氏の問題 事情通が大スキャンダルに発展する可能性指摘 「野球賭博はしていないと言っているが…」
大谷翔平(左)と水原一平氏 Photo By スポニチ
 MLBアナリストの古内義明氏が23日、カンテレ「LIVEコネクト!」に出演し、ドジャース大谷翔平の通訳だった水原一平氏の違法スポーツ賭博について、大スキャンダルになる可能性を指摘した。
 水原氏は当初メディアからの取材で、賭博による借金について「大谷選手に肩代わりしてもらった」と発言。しかしすぐに「大谷選手は何も知らなかった」と前言を撤回した。賭博の内容についても海外スポーツやカレッジスポーツで「野球賭博には関与していない」と語ったいたが、発言内容の撤回で大きく信頼を損ね、事態を重くみたMLBが正式調査に踏み切った要因となっている。

 問題は本当に野球賭博には関与していないのか?古内氏は「水原元通訳は21年のシーズン終了間際から賭博に関与を始めたと話している。野球賭博はしていないと言っているが、賭博業者は大谷選手の通訳でエンゼルス(当時)職員の弱みを握っていたことになる。もし彼がインサイダー情報を流したとなれば、とんでもないスキャンダルになる」と危ぐした。さらに「昨年12月にドジャースと大型契約を結んだ大谷サイドも、こういう人間をドジャースに雇用してくださいと言っている」と指摘。むしろ、MLBが調査に乗り出さない選択肢はないと分析した。

 「元々は裏社会と通じている違法賭博業者にメスを入れようと思っていたら、大谷選手の名前が出てきた」と今回の件の発端を語る古内氏。そのため、MLBも水原氏と大谷だけの問題なのか、それともそれにとどまらないのかが焦点となっている。

 番組に出演していたノンフィクションライター石戸諭氏は「MLBに深く関わっている水原氏が賭博をしていたことで、当然この違法賭博業者に関わっているのは1人ではないだろ?という話になってきている」と米メディアの論調を紹介。また「アメリカでは大谷のコメントがないことにも疑念の声が上がり始めている。本人はどういう認識なのかということを求められ始めている」と大谷自身の認識を問いただす声が大きくなってきていることも指摘した。

 古内氏は「水原氏の件は実は氷山の一角かもしれない」とも予測。明るく華やかな話題が続いていた大谷の周辺から、球界を揺り動かす激震が起こる可能性も出てきた。

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