有働由美子、アンミカと不妊治療や出産できない自分に苦しんだ過去で共鳴「人生の失敗感は凄かった」
2024年03月23日 20:43
芸能
有働は「私らの時代は結婚・出産したら一線は下りたと視聴者も思うという刷り込みがあって。40歳になって“今すぐ仕事辞めないと子ども産めなくなるよ”って言われて、それでも仕事を続けた」と吐露。「3年ぐらい、相手もおらへんのに不妊治療で注射打ちに行って、毎日通うの大変やから自分で皮下注射やって…」と打ち明けた。
「今まで努力すれば何とか結果を手にしてきたのに、これだけやってダメなん?…と。あの時の人生の無力感というか失敗感というかは凄かった」と告白。その経験も経て子ども支援の活動に参加するようになったという。
アンミカは「同じですよ~」と共鳴した。「私は体が弱い。30代で橋本病(慢性甲状腺炎)になって、更年期を30代から経験した。その治療もしつつ、40代ででき物ができて一番子どもが欲しいときに卵子に影響が出た。しばらく子どもつくれない時期を経て、不妊治療してもできなくて。流産もたくさんして…不育症でもあった。それは長く戦いました」と振り返った。
「今はね、ひと通りやったから納得」と笑顔のアンミカに、有働は「私も番組に出ながら3年ぐらい(不妊治療を)やって。番組で“嫁にも行かんと…”とイジられて“テヘッ!”ってやりながらも、家に帰ったら“そうなんよなあ”と」と、心労を回想した。
有働は不妊治療を振り返り、「当時はおっしゃるとおり戦いで。戦いに負ける、はないし、負けた時には仕事は代わりがいるけど自分の子は自分しかあかんかったのに…ちゃんと計画もせんとやっても~た…と。お風呂入ったら泣いて出て来られへんかったこともありました。でも確かに50過ぎたら、ひと区切りつきますよね」と共感した。
「そうか…その涙だったんですね」と納得した有働に、アンミカは「きっと同じところを通ってきたんじゃないかと。何か伝えたくて」と、24時間テレビの涙の真相を伝えていた。