谷原章介 電動スーツケース走行容疑で初摘発に「無責任…僕は、販売店側にも強い責任があると思う」
2024年06月27日 10:11
芸能
![谷原章介 電動スーツケース走行容疑で初摘発に「無責任…僕は、販売店側にも強い責任があると思う」](/entertainment/news/2024/06/17/jpeg/20240617s10041000131000p_view.webp)
女性が乗っていたスーツケースにはハンドルや三つの車輪が付いており、アクセルやボタン式のブレーキもあった。最高時速は13キロで、原動機付き自転車に区分されるという。女性は中国のサイトで購入したと話している。
番組が取材した電動スーツケースの販売業者は、「公道では走れないなど注意喚起はしていたが、購入者がどこまでルールを認識していたかは分からない」と話しているという。
谷原は、この販売業者の説明に「ちょっと無責任にも感じるんですけれども」と言い、「結局、売ったものが後々、道交法で摘発されるということは、それは法の規制の網がかかっているものですから、僕は、販売店側にも強い責任があると思う、重い責任が」と話した。
この意見に対し、フジテレビ報道局解説委員の風間晋氏は「結局は、どういう使われ方をするかによって道交法に違反するかどうかってなるわけだから、販売時点で、だから売れないっていうところまでは、なかなか言い切れない部分があるのではないでしょうか」と自身の考えを述べた。
すると、谷原は「そうなると、どの自動車メーカーも、どのバイクのメーカーもそれを言い出したら自由にやり出しちゃいますよね」と言い、風間氏は「たしかにそこをうまく潜り抜けたやつが得をするっていう嫌な世界にはなるとは思うんですけれども、今とにかくいろいろな規制が入り組んでいて、実際のところ何がどうだかよく分からないところがあるわけじゃないですか。僕自身は、例えば電動系のものは歩道は一切走らせないとか、そういうシンプルな規制というのが必要なんじゃないかなと思います」と述べた。
また、社会学者の古市憲寿氏の「新しい交通手段というのは、どうしても事故が注目されちゃいますけど。なんかもともとの自動車は別に安全でもないのに、新しい交通手段だけを目の敵にするのも違うのかなと思う」という意見に対し、谷原は「でも、たぶん今回の電動のやつは、その自動車の1つの規制の中に入っているわけじゃないですか。だからやっぱりこうやって摘発をされるわけであって、だったらきちんとルールを守って販売しているメーカーとか代理店と同じく、きちんとこれから電動の販売店の方にも、そのルールを守ってもらえる、遵守してもらえる指導をしていただかないと、いつまでもたってもこれは野放しにこういう電動のものが出回る」と指摘。「そうすると今度、事故ばっかり起こしてしまって電動のものはよくないんだってことになってしまう」とし、最後に「現実に法が追いついていない出がします」と自身の受け止めを話していた。