がん闘病中の宮川花子「生きてるだけで丸儲け、元気な人に与えられた言葉」 生きるために明るさ忘れず
2024年06月27日 15:20
芸能
![がん闘病中の宮川花子「生きてるだけで丸儲け、元気な人に与えられた言葉」 生きるために明るさ忘れず](/entertainment/news/2024/06/27/jpeg/20240627s10041000248000p_view.webp)
一方で、読んでいる人に勇気を与えるように「まるで漫才をしているように」決して笑いを忘れない、夫婦のユーモアあふれる介護生活をあますところなく伝えた。
この日も2人のコミカルなやり取りで報道陣の笑いを誘った。司会者にコメントを求められた大助が「えー」とゆっくりと話し始めると、すぐに花子が「はい、ありがとう」と打ち切るなど、大助・花子の普段の丁々発止がさく裂。また、大助が「女房もだんだん動けなくなってきて、ぼくも腰が悪くなって、女房の積み降ろしができなくなって…」と話すと、花子が「積み降ろしって荷物か」と突っ込み、笑いを誘った。
先月の緊急入院でも自宅で意識を失ったことから、大助が主治医に「花子がしゃべらないんです!」と伝えると、主治医がびっくりして「あの花子さんがしゃべらない!?それはえらいこっちゃ」と飛んできて、後から「花子さんがしゃべらないっなんて危篤かと思いましたわ」というエピソードをコミカルに語った。
どれだけ大変な症状でも、絶対に忘れない笑いへのこだわり。花子が70歳を目前にしていることから、今の目標は古希を記念した全国ツアーだ。「自分には漫才というものがある。みんなに喜んでもらえるように努力します。この年で努力ってええなあ」と夢を語った。その姿勢に大助も「あんたはほんま前向きやなあ」と感心。ただ、花子は「本当に明るいな、とよく言われます。でも、病気なんて何も楽しくない。明るく楽しくしないといけないから。生きてるだけで丸儲け、という言葉はありますけど、あれは元気な人に与えられた言葉」と、力を振り絞って明るく楽しくしていることを語り、大助の涙を誘っていた。