TSエンターテインメント、UntouchableのSleepyの契約違反を主張…最高裁に上告

2024年07月11日 19:30

写真=マイデイリー DB
UntouchableのSleepyと前所属事務所であるTSエンターテインメントとの法的な争いが、長期化する見通しだ。

本日(11日)、TSエンターテインメントの法定代理人である法務法人AKは「第2審判決は、TSエンターテインメントとSleepy(本名:キム・ソンウォン)氏の2019年の専属マネジメント契約の破棄の原因が、被告人のSleepy氏にあるということを証明するための訴訟に従ったものだった」と明かした。

続いて「Sleepy氏は事務所との専属契約期間中に事務所を騙して、数年間、裏広告(広告であることを隠して、自分が購入して使ったように表現すること)及びSNS広告で収入を得ると共に、無断でイベントなどを行い不当な利益を得て、事務所に損害を与えた。これまで各種マスコミを通じて、偽りへの扇動と虚偽事実を流布してきた」とし「今回の第2審でSleepy氏が数年間不当な利益を得て、会社に損害を与えたという点に対して、初めて法的な判決を受けた」と主張した。

その後「ただし、訴訟初期の専属契約の解除に関する調停は、円満に解決されたのではなく信頼関係の破綻が原因で、専属契約が解除されたのであり、それによる金銭的な損害賠償は、別途の訴訟で行うという調停案を、第2審の裁判部が誤って解釈し『調停により契約解除がなされた状況なので、金銭的な損害賠償はない』という判決を下した」と伝えた。

続けて「これは私たちからすると、解釈に誤りがある判決だと考えられる。そのため、今回の訴訟と関連して、この部分について上告することを決めた」とし「また今後、今回の判決で初めて認められたSleepy氏の裏広告およびSNS広告収入、無断でイベントを行い不当な利益を得たことに関連して刑事告訴、告発をする計画だ」と付け加えた。

これに先立って、Sleepyは2019年4月、TSエンターテインメントを相手取ってソウル西部地方裁判所に専属契約の効力不存在訴訟を提起。両者は裁判部の調停を受け入れ、契約解除に合意した。

しかし同年12月、TSエンターテインメントはSleepyを相手に2億8,000万ウォン(約3,200万円)相当の専属契約違反による損害賠償請求訴訟を提起した。そして今年の6月21日、Sleepyは控訴審でも勝訴した。

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