玉川徹氏 「デジタル化って大事だと思ってる」も紙の介護保険証廃止に弊害を示唆「選挙の争点に…」

2024年07月11日 14:36

芸能

玉川徹氏 「デジタル化って大事だと思ってる」も紙の介護保険証廃止に弊害を示唆「選挙の争点に…」
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 元テレビ朝日社員の玉川徹氏(60)が11日、パーソナリティーを務めるTOKYO FM「ラジオのタマカワ」(木曜前11・30)に出演した。世の潮流でもある「デジタル化」についての思いを話した。
 番組では「紙の介護保険証廃止を検討。マイナカードを活用」という記事を紹介。厚生労働省は介護保険サービスの利用者が所持している紙の介護保険証を廃止、マイナンバーカードと一体化する方向で話を進めると解説。マイナンバーカードを所持していない高齢者には介護保険の利用者であることを記載した書類を別途交付する方向で検討するとした。

 この話を受けて、「デジタル化って大事だと思ってる。でもデジタル化が1番苦手な人が誰かって考えたら、例えば高齢者であり、介護を受けてる人、介護を受けてる人を支えてる人。こういう人たちに負担がくる」と“弊害”を指摘。続けて「暗証番号がいる。介護受けてる人覚えられますか?5年ごとに更新しなきゃいけない。役所に行かなきゃいけない。介護受けてる人、行けますか?」と具体的な懸念点を列挙した。

 記事中の「仮に完全移行する場合、ある程度の期間は紙ベースとの併存などの丁寧な対応が必要」という厚生労働省・担当者の言及にクローズアップし、24年12月をもって紙での交付が廃止になる健康保険証との扱いの差について「矛盾してますよね。厚労省担当者も(紙との併存を)考えてるんだけど、政治決定で無理矢理終わらせられるんだな」と強引な政治スタンスに疑問を提示。「12月の前に選挙ありそうですから、選挙の争点に是非して欲しい」と訴えた。

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