テレ朝伝説バラエティー「内村プロデュース」 特番で16年ぶり復活 ウッチャン還暦祝い今秋放送

2024年07月19日 05:00

芸能

テレ朝伝説バラエティー「内村プロデュース」 特番で16年ぶり復活 ウッチャン還暦祝い今秋放送
16年ぶりに復活する「内村プロデュース」(左から)大竹一樹、内村光良、三村マサカズ、ふかわりょう Photo By 提供写真
 ウッチャンナンチャンの内村光良(59)の司会で2005年まで放送されたテレビ朝日のバラエティー「内村プロデュース」が、今秋一夜限りの復活を果たす。22日に内村が還暦を迎えることを祝したもの。08年の特番以来、16年ぶりの放送となる。
 番組には当時のレギュラーだった「さまぁ~ず」、ふかわりょう(49)の参加も決定。内村は「愉快な仲間と再会できるのが楽しみで、還暦のいい思い出になりそうです」とワクワク。番組復活について「だいぶ時間がたって、主人公たちが年を取っちゃってからやる映画の続編ってあるじゃないですか。そういう感じです」とユニークに表現した。

 「内P」の略称で親しまれ、00年から05年まで深夜帯でレギュラー放送された。内村はスーツにサングラス姿で、赤のピコピコハンマーを持つのがおなじみ。当時主流だった作り込まれたコントなどではなく、与えられたお題やシチュエーションへのボケを競う企画「引き出し王決定戦」など、“お笑い瞬発力”を問う企画構成で人気を集めた。

 若手芸人の登竜門的番組でもあり、現代のバラエティーをけん引する有吉弘行(50)や「くりぃむしちゅー」、「バナナマン」らもしのぎを削った。今回の特番にはかつての出演者も登場する。内村は「年を取っても若いもんに負けまいとするおじさんたちの生きざまを見てほしいですね」と呼びかけた。

 当時は視聴者だった若手芸人も参加。豪華な笑いの祭典となる。どんなメンバーが集まり、往年の人気企画が行われるのか、それとも新企画が行われるのか、期待が高まる。

 復活へ向け、19日からTELASAやTVerなどで当時の番組が配信される。

 ≪「玉職人」「NO PLAN」生み出す≫番組ではさまざまなヒット企画が生まれた。「露天風呂でだるまさんが転んだ」は“ポロリ”がお約束。三村マサカズ(57)が静止中の芸人の股間をいじり、妨害行為を働く様子は「玉職人」と称され、根強い人気を誇った。03年には内村、さまぁ~ず、ふかわ、TIMで音楽ユニット「NO PLAN」を結成。同局の看板音楽番組「ミュージックステーション」出演を目標に掲げ、翌04年に実現させた。また同年のアニメ「クレヨンしんちゃん」の劇場版主題歌も担当した。

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