100キロマラソン2位の伏兵イケメン 休憩中に驚愕の行動「見た目気にしてるやつみたいに…」
2024年08月10日 22:01
芸能
中学時代には野球部に所属していたが、あまりの足の速さに、陸上部へスカウトされたという逸話を持つ。今年の大阪マラソンでは、3時間20分12秒で完走。上位12%に入る好成績だった。
レース中にも怪物ぶりを垣間見せた。30キロ地点の休憩では、マッサージや体力回復をするライバルを横目に、スマホをいじりながらヘアメークする一幕も。端正な顔にカメラを向けられると「見た目気にしてるやつみたいになってません?」とおどけた。道中も他のランナーと談笑するなど、無尽蔵のスタミナを感じさせた。
所属するOWVは、韓国のオーディション番組「PRODUCE 101」で敗れたメンバーにより20年、結成されたグループ。負けから芸能生活がスタートした。「OWVはオーディション番組で1回落ちて、デビューしたグループなので、“オーディションで負けたのに”という意見が飛んでくることが多いので」。自分たちの境遇を告白しつつ、「ルーザー(敗者)の底力というか、俺らまだまだいけるだろうというのを、僕の走りでメンバー3人で届けていけたら」と、メンバーを鼓舞するための戦いを誓って走った。
5キロを残した最後の休憩では、体力は消耗するがスプリント能力の高いシューズにチェンジ。勝負に出た。「ラスト2キロまでの間に足がパンパンになっちゃう可能性がある」。リスクの覚悟しつつ、「こいつに懸けます。なるようにしかならん。時の運だから」と覚悟を決めた。
残り1キロ地点で、3キロ地点で先にスパートした金田朋子をとらえた。残り600メートルでは、お笑いトリオ「モシモシ」いけとの一騎打ちに。しかし、最後に振り切られて4秒差の2位。死力を尽くした佐野は、「あのタイムで無理か…」と悔しがった。