橋下徹氏 兵庫県知事の告発対応に「すげー権力行使。維新は、斎藤さんの嘘八百発言だけで見抜かないと」
2024年08月29日 08:11
芸能
維新は疑惑解明を優先する立場だった。吉村氏は「そこは変わらない」と強調しつつ、現職首長が初めて敗北した25日の大阪府箕面市長選がきっかけだと認めた。党内外で斎藤氏への批判が高まる状況を踏まえ、事実上方針転換した形。
百条委は30日、斎藤氏への尋問を公開で実施する予定。維新の馬場伸幸代表は、尋問後に幹部らで党の対応を協議するとしている。吉村氏は斎藤氏がこれまでの主張を繰り返す限り、説明責任を果たしたとは見なさないと明言した。県議団の対応については、不信任案のほか辞職勧告決議案もあるとして「県議団の意見が重要だ」と語った。
橋下氏は、「兵庫・斎藤元彦知事“パワハラ文書”に対する姑息な“犯人捜し”の全容「地検も真っ青のガサ入れ」「対象者の職場を一斉に訪問し…」<告発職員が自死〉」と題された記事を引用し、「すげー権力行使。パワハラ・おねだりの事実が問題ではない。維新は、斎藤さんの嘘八百発言だけで見抜かないと」と自身の見解をつづった。
◇兵庫・斉藤知事告発文書の疑惑7項目
(1)人事=ひょうご震災記念21世紀研究機構の副理事長2人が突然解任
(2)知事選=2021年知事選で幹部職員らが斎藤元彦氏の選挙を手伝い
(3)知事選=次期知事選に向けた投票依頼のため、商工会などに出向いた
(4)贈答品受領=地元企業からコーヒーメーカーやロードバイクなどを受け取った
(5)パーティー券=副知事らが斎藤氏の政治資金パーティー券を商工会などに大量購入させた
(6)優勝パレード=阪神・オリックス優勝パレード費用を信用金庫などから不正に集めた
(7)パワハラ=机を叩いて激怒したり、職員を怒鳴り散らしたりした