桂枝光と桂三風が襲名あいさつのためスポニチ大阪本社へ来社 W襲名披露公演は9月27日スタート

2024年08月29日 17:43

芸能

桂枝光と桂三風が襲名あいさつのためスポニチ大阪本社へ来社 W襲名披露公演は9月27日スタート
笑顔で記念撮影する(左から)桂三風(桂慶枝)、桂文枝、桂小文枝、桂枝光(桂梅枝) (撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
 今秋、「四代目桂梅枝」を襲名する桂枝光(65)、「五代目桂慶枝(けいし)」を襲名する桂三風(63)、三風の師匠・六代桂文枝(81)、枝光の兄弟子・四代目桂小文枝(73)が29日、襲名あいさつのためスポーツニッポン新聞社大阪本社を訪れた。
 枝光は78年10月、五代目桂文枝に入門して桂小つぶを名乗り、96年に二代目桂枝光を襲名した。師匠の先代文枝から「上には梅枝という名前がある」と襲名を目標に。今回、ようやく念願が叶った。

 「105年ぶり、梅枝を襲名します。小つぶとして種を蒔いて、38歳で枝に光を。今回、梅の花を開かせます。梅は幸福をもたらす花。幸せを持って帰っていただけるような噺家になります」と決意。兄弟子の小文枝は「師匠に頑張れと言われて10年前から(梅枝を)継ぎたいと言ってました」と目を細めた。

 三風は84年3月に桂三枝(六代桂文枝)に入門し、芸歴40年目での襲名。今回、慶枝は1910年以来の名跡復活となる。「新しい風を起こそうと40年。何の風も起こせてない。1つ、自分を変えて噺家第2章で皆さんに喜んでいただければ」と三風。「中トリ、トリでしっかり聞いていただける長い尺の創作落語を作りたい」と意欲も見せた。

 三風の師匠で枝光の兄弟子でもある文枝は「2人はこれからが大事。(周りの)見る目も変わる。今までの2倍、3倍、いや10倍の努力をして頑張ってくれると思います。期待してます」とエールを贈った。

 W襲名披露公演は9月27日に大阪ミナミのなんばグランド花月でスタートする。

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