橋下徹氏「知事の当初の嘘八百発言だけで告発つぶしだと…」斎藤氏側近が告発者の私的情報漏えいの可能性
2024年08月29日 17:29
芸能
男性は7月に県議会調査特別委員会(百条委員会)の証人尋問を受ける予定だったが、同月7日に死亡。その約1週間前にプライバシー配慮を訴えるメールを関係者に送っていた。
県は井ノ本氏のほか、辞職した片山安孝元副知事らも経緯を知っている可能性があるとみて調査対象に加えるかどうか検討。内部調査で男性を停職処分としたことに批判が集中した経緯を踏まえ、外部弁護士に調査を依頼する方針。
関係者によると片山氏らは3月下旬に男性の公用パソコンを調査し、告発文書のデータを確認。井ノ本氏らは保存されていた告発内容とは無関係の私的情報を県議らに開示していたとの情報が複数寄せられたという。県の懲戒処分指針では、職務上知り得た秘密を故意に漏らす行為について処分対象としている。
橋下氏は「パワハラやおねだりの事実解明が問題なのではない。権力行使のやり方が問題なのだ。知事の当初の嘘八百発言だけで告発つぶしだと分かるものだ」と自身の見解をつづった。
◇兵庫・斉藤知事告発文書の疑惑7項目
(1)人事=ひょうご震災記念21世紀研究機構の副理事長2人が突然解任
(2)知事選=2021年知事選で幹部職員らが斎藤元彦氏の選挙を手伝い
(3)知事選=次期知事選に向けた投票依頼のため、商工会などに出向いた
(4)贈答品受領=地元企業からコーヒーメーカーやロードバイクなどを受け取った
(5)パーティー券=副知事らが斎藤氏の政治資金パーティー券を商工会などに大量購入させた
(6)優勝パレード=阪神・オリックス優勝パレード費用を信用金庫などから不正に集めた
(7)パワハラ=机を叩いて激怒したり、職員を怒鳴り散らしたりした