宮川大助 花子との離婚危機…今は亡き「今いくよ・くるよ」のありがたい忠告で気づいた欠けていた思い

2024年09月17日 15:01

芸能

宮川大助 花子との離婚危機…今は亡き「今いくよ・くるよ」のありがたい忠告で気づいた欠けていた思い
宮川大助・花子 Photo By スポニチ
 夫婦漫才コンビ「宮川大助・花子」が17日放送のABCテレビ「徹子の部屋」に出演。離婚危機を救った先輩からのありがたい言葉を明かした。
 結婚48年になるが、過去には離婚の危機もあった。大助は1度も考えたことはなかったが、ある日、引き出しを開けたら花子の印鑑が押してある離婚届を発見。驚いたという。花子が「漫才さえしなかったらケンカもなかった」と言うように、ネックは仕事だった。

 大助に誘われ、気乗りしないままコンビを組んだ花子。大助の熱心で厳しい稽古に日々付き合った。「嫁はんにとってはすごい負担だった。子どもに早く家に帰るから、って言うたのに夜の8時、9時になっても稽古で帰れないから」と振り返った。「新しい相方と組んだら?私はもうついていかれへん」と花子は大助に告げた。

 かつて東京の同局番組に出演した後、共演した先輩女性コンビ「今いくよ・くるよ」と4人で食事。そこで、大助は忠告されたという。「あんたの一番大事なもんはなんや?子どもと花ちゃんやというのが分かってないんちゃうか?私らは亭主も子どももない。あんたは家族を作って子どもと奥さんがおって、それが宝物やと分からんか?漫才で花ちゃんをいじめるのはやめ」と説かれた。

 「まあ、今でも泣けます…それが僕にとっては救いの言葉になりました。今でもこびりついてますね」と亡き先輩の教えを思い出し、声を詰まらせた。「僕の頭の中には、(花子が)一児の母であるということが抜けていた。母の立場を考えてやればよかった。嫁はんは母親をしたかったんですね」と反省した。

 2017年にコンビは紫綬褒章を受章し、花子は夫と漫才に感謝。「夫に初めて言うたんですわ。“漫才に誘ってくれてありがとう”って。しんどいと思ってたけど、立派な章をいただけて。感謝ですわ」と語った。

 2年後には金婚式。「金婚式迎えるのが結婚した時からの夢やったんです。50年も持つと思わんかった。結婚記念日は4月9日。死(4)ぬまでく(9)るしむですわ」と笑ったが、「今は、よ(4)ろこんで暮(9)らす」ですと、円満ぶりをアピールしていた。

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