橋下徹氏 “カラー封印”石破茂首相の頑張りどころ指摘「思い切りやらないと、完全に国民の期待を裏切る」

2024年10月06日 14:52

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橋下徹氏 “カラー封印”石破茂首相の頑張りどころ指摘「思い切りやらないと、完全に国民の期待を裏切る」
橋下徹氏 Photo By スポニチ
 元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(55)が6日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に生出演し、石破茂首相への失望と期待を語った。
 1日に首相に指名された石破氏は、「国会での野党との十分な論戦後」としていた衆院解散を、首相就任わずか8日後という戦後最短解散を表明した。また裏金議員の公認について「徹底的に議論が必要」としていたが、原則公認、しかも比例との重複もありというゆるゆる方針。またライフワークの一つでもある日米地位協定の改定には踏み込まず、「やるべき」としていた利上げも「今ではない」とトーンダウンした。総裁選で訴えていた項目とは、真逆ともいえる方針をこれまで数々打ち出し、強い批判を浴びている。

 自民党総裁就任時、橋下氏は立憲民主党の野田佳彦代表との論戦に期待していたという。「石破さんと野田さんの党首の議論を見て、凄くおもしろい論戦になるなと思いで、その話をしたら、“しっかり議論したい”と目の前で言われたので、解散時期はちょっと延びるのかなと思ったんですよ」。ところが、その期待は早くも裏切られた。「いきなり解散ですから、本当にがっかりしました。今、石破カラーは完全に封印されてますよね」と失望感を口にした。

 橋下氏の分析では、石破氏にもそうせざるを得なかった理由があるという。「総裁選でどういう選び方をされたかというと、石破さんの政策自体に積極的に支持があったというよりも、(決選投票を戦った)高市さん的な外交とかに対してまずいと思った人が、石破さんの方に行ったとなれば、石破さんは岸田政権の継承ということなので、政策面ではそういうことなのかな」と述べた。

 それでも、石破氏には譲って欲しくない頑張りどころがあるという。「ただ一点、岸田さんでダメだった点、国民がもっとここをやって欲しかった点というのは、政治とカネの問題じゃないですか?石破さんは政策面では現実的になったとしても、政治とカネの部分については思い切りやらないと、これは完全に国民の期待を裏切ると思います」と警鐘を鳴らした。

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