橋下徹氏 “カラー封印”石破茂首相の頑張りどころ指摘「思い切りやらないと、完全に国民の期待を裏切る」
2024年10月06日 14:52
芸能
自民党総裁就任時、橋下氏は立憲民主党の野田佳彦代表との論戦に期待していたという。「石破さんと野田さんの党首の議論を見て、凄くおもしろい論戦になるなと思いで、その話をしたら、“しっかり議論したい”と目の前で言われたので、解散時期はちょっと延びるのかなと思ったんですよ」。ところが、その期待は早くも裏切られた。「いきなり解散ですから、本当にがっかりしました。今、石破カラーは完全に封印されてますよね」と失望感を口にした。
橋下氏の分析では、石破氏にもそうせざるを得なかった理由があるという。「総裁選でどういう選び方をされたかというと、石破さんの政策自体に積極的に支持があったというよりも、(決選投票を戦った)高市さん的な外交とかに対してまずいと思った人が、石破さんの方に行ったとなれば、石破さんは岸田政権の継承ということなので、政策面ではそういうことなのかな」と述べた。
それでも、石破氏には譲って欲しくない頑張りどころがあるという。「ただ一点、岸田さんでダメだった点、国民がもっとここをやって欲しかった点というのは、政治とカネの問題じゃないですか?石破さんは政策面では現実的になったとしても、政治とカネの部分については思い切りやらないと、これは完全に国民の期待を裏切ると思います」と警鐘を鳴らした。