三輪記子弁護士 兵庫県前知事の出直し選挙への出馬に「県職員がどういう思いでいるのかに思いをはせて」

2024年10月06日 15:25

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三輪記子弁護士 兵庫県前知事の出直し選挙への出馬に「県職員がどういう思いでいるのかに思いをはせて」
三輪記子弁護士 Photo By スポニチ
 三輪記子弁護士(47)が6日、TBS「アッコにおまかせ!」(日曜前11・45~)に生出演。失職して出直し選挙に挑む兵庫県の斎藤元彦前知事(46)について言及した。
 番組では、斎藤元知事の出直し選挙へ向けての駅までの街頭活動、ネットの生配信で現在の心境を告白したことなどを紹介した。

 三輪弁護士は「議会が全会一致で不信任決議をしているわけじゃないですか。議会の構成が変わらないまま、知事選になる。そうすると、県政が進むかというとなかなか進みにくいんじゃないかと思う。もちろん、県議会もそうですけど、県職員の方がどういう思いでいるのかに思いをはせてほしいと、私は思います」と見解を示した。

 ネット配信で斎藤前知事は「兵庫県政がこの半年、文書問題一色になりました。結果的に私も失職という形になり、大きな混乱を招いたこと、県民の皆さんに対して大変申し訳ないと思っています」と謝罪。「法令違反、道義的責任はなかったのか?」という質問に「法的に問題は公益痛夫雄の対応も含めて、私は無かったと思っています。日本人は問題が起きた時に辞職をして責任をとる、それを道義的責任ということが多いけれど、この問題は辞職することが責任の取り方ではなくダメなところはしっかり改めて県政を前に進めていきたい」と話した。

 三輪弁護士はこの発言に対し、「県政を進めるってマジックワードだと思うんですけど、誰か特定の人じゃなれければいけないというわけじゃなくて、選挙によって選ばれた人が実行するっていう仕組みになっている。替えが利くんですよね。斎藤さんの人生を考えたら何回でもやり直しはすればいいと思うんですけど、やっぱりいったんお休みという選択肢もあったんじゃないかなと、この番組は見ました」と私見を述べた。

 さらに「知事選で再選した場合、反発した職員と再び仕事ができるのか?」との質問に、斎藤前知事は「現場の職員の皆さんは一生懸命やっていただいていますので、そこは分かり合えると思います。ちゃんとコミュニケーションをとってやっていけば必ずできる」と自信を見せていた。

 これに対しても、三輪弁護士は「公益通報者の保護ができなかったというのはすごく問題だと思っていて、それに関して今も違法性はないとご自身はおっしゃっている。そうだとすると、今後も公益通報をした人の保護ができないんじゃないかっていう疑念を持たれても仕方ない。そうすると、職員の方は萎縮せざるを得ないんじゃないかなと思う」とも指摘した。

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