自民政調会長 裏金議員“原則公認、比例重複可”方針におとぼけ「この方針だと聞いたことがありません」

2024年10月06日 16:02

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自民政調会長 裏金議員“原則公認、比例重複可”方針におとぼけ「この方針だと聞いたことがありません」
小野寺五典氏 Photo By スポニチ
 自民党の小野寺五典政調会長(64)が6日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に生出演し、裏金議員に対する総選挙での処遇について述べた。
 1日に就任した石破茂首相は、9日に衆院を解散、27日に総選挙を行うことを表明した。就任から8日での解散は史上最速で、総裁選で「国会での野党との十分な論戦後」の解散を明言していた石破氏は方針を180度転換した。また、派閥の裏金事件で、収支報告書に不記載が認められた議員も原則公認とし、比例との重複も可能とする方針が伝えられている。

 こうした方針について問われた小野寺氏は、「政策責任者なので、公認非公認選挙の責任者は幹事長なり選対委員長なので、手掌外の話」としながらも、「今までこの方針だと聞いたことがありません、党内では」とおとぼけ発言。「報道で出ていることだと思います」と、あくまで報道ベースの話であると答えた。

 また「今日も選対委員長や幹事長が話をするということですから、そこで方針が決まっていくんだと思います」と付け加えた。

 これまでの選挙の前例から、「自民党の今までのルールからすると、地方組織が“公認して下さい”と、選挙する人たちが上げてくるという原則はあります」と説明。「最終的にそれをどう公認するか。比例順位としては、恐らく党の方で議論するということになる。今は何も決まっていないというのが今、私が言えるコメントになります」と多くは語らなかった。

 これに対し、立憲民主党の重徳和彦政調会長(53)は「正式には決まりきっていないという意味では、決まっていないという意味だと思うけど、だいたいこう言っているうちに決まるんですよ。それがパターン」とバッサリ。「時間をかけてしっかり検討する期間を設けなかったのも、石破さんの判断ですから、自縄自縛の状態」と皮肉った。

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