「光る君へ」古舘伊知郎の長男・佑太郎 初大河に驚きの連続「こんなにも着込むのか」所作苦戦→即ヨガ入会

2024年10月27日 19:55

芸能

「光る君へ」古舘伊知郎の長男・佑太郎 初大河に驚きの連続「こんなにも着込むのか」所作苦戦→即ヨガ入会
「光る君へ」第41話に公卿・藤原通任役で初登場、大河ドラマ初出演を果たした古舘佑太郎(C)NHK Photo By 提供写真
 女優の吉高由里子(36)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は27日、第41話が放送され、公卿・藤原通任(ふじわらのみちとう)役を演じるミュージシャンで俳優の古舘佑太郎(33)が初登場。大河初出演を果たした。2017年度前期のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」で朝ドラ初出演を果たしており、NHKの国民的2大ドラマ枠を制覇。大河デビュー決定に「テレビ越しに見ていた『光る君へ』の世界に、自らが飛び込める日が来るとは思ってもいませんでした。知らせを聞いた時は、率直にとてもうれしかったのを今でも覚えています」と驚きと喜び。時代劇の所作に苦戦し「すぐヨガスタジオに入会して、柔軟性を高める努力を始めました」と明かした。
 <※以下、ネタバレ有>

 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などの名作を生み続ける“ラブストーリーの名手”大石氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は06年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高由里子は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となった。

 佑太郎はフリーアナウンサー・古舘伊知郎の長男。今回演じる藤原通任は、三条天皇(木村達成)の妻・藤原すけ子(すけ=おんなへんに成)(朝倉あき)の同母弟。この日の第41話「揺らぎ」で、三条天皇は半年前に蔵人頭になったばかりの通任を参議に引き上げる。

 藤原道長(柄本佑)の反対に、三条天皇は「左大臣も息子たちを取り立てておるではないか。朕は左大臣の息子、教通(五男、母は源倫子)(姫子松柾)も側に仕えさせておる。ゆえに、通任も参議にしてよいではないか」。蔵人頭の席が空くため、三条天皇は道長の三男・藤原顕信(母は源明子)(百瀬朔)を蔵人頭に、と提案。しかし、道長は時期尚早と断り、これが顕信の出家につながってしまった。

 佑太郎演じる通任は、道長VS三条天皇の渦中にいるキーパーソンの一人。次回、道長は病を患うが、通任はこれを喜ぶ公卿の一人と噂される。

 佑太郎は同局を通じてコメント。「今回、僕にとっては初の大河であり、ドラマ『六畳間のピアノマン』以来となる3年ぶりのNHK作品でもあるので、少しでも役者として成長した姿を皆さんに見てもらえたら、という気持ちでいっぱいです」と感激している。

 「初日に衣装を着付けてもらった時は、貴族はこんなにも着込むのか!と思わずその重量感に驚きました。そして、舞台セットで所作を習うと、自分の関節の硬さにも驚きました。美しいあぐらの姿勢や立ち上がりがとても難しかったです。この日からすぐヨガスタジオに入会して、柔軟性を高める努力を始めました。クランクアップの日、あぐらからすっと立ち上がれた時は、自分の成長にこっそり感動を覚えました」と役作りや撮影秘話も打ち明けた。

 この日、台詞はなかったものの、「ひよっこ」においては赤坂・あかね坂商店街にある和菓子屋「柏木堂」の店主・一郎(三宅裕司)の一人息子・柏木ヤスハル役を好演し、脇役ながらSNS上で反響を呼んだ佑太郎。「光る君へ」終盤、その演技と存在感に注目が集まる。

 次回は第42話「川辺の誓い」(11月3日)が放送される。

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