落合博満氏 世代No・1遊撃手、楽天ドラフト1位の明大・宗山塁を評価 「持って生まれたものがある」
2024年10月27日 17:06
芸能
今春は後半3カードを右手中指骨折で欠場するなど、本来の実力を発揮できなかったが、走攻守三拍子がそろう世代No・1遊撃手に、あるスカウトは「彼が入った球団は15年は二遊間が安泰」などと評価している。また通算86試合で打率.342、10本塁打、59打点。116安打はリーグ歴代8位タイで、守備力だけでなくアベレージヒッターとしても結果を残している。
そのうえで宗山のいいところについて問われた落合氏は「バッティングよりは守備でしょ」ときっぱり。「肩の強さっていうのは、持って生まれたものがあるんだろうしね。評価されたのはバッティングよりも守備力なんだろうと思います」と評した。
◇宗山 塁(むねやま・るい)2003年(平15)2月27日生まれ、広島県三次市出身の21歳。三良坂小1年で野球を始め、三良坂中では軟式の高陽スカイバンズでプレー。広陵(広島)では1年夏、2年春に甲子園出場。明大では1年春からリーグ戦に出場し、4年秋の慶大戦でリーグ史上34人目の通算100安打を達成。侍ジャパンには大学2、3年時に大学代表。24年3月にトップチーム招集も、強化試合の欧州代表戦は骨折の影響で欠場。1メートル75、78キロ。右投げ左打ち。