落合博満氏 世代No・1遊撃手、楽天ドラフト1位の明大・宗山塁を評価 「持って生まれたものがある」

2024年10月27日 17:06

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落合博満氏 世代No・1遊撃手、楽天ドラフト1位の明大・宗山塁を評価 「持って生まれたものがある」
落合博満氏 Photo By スポニチ
 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(70)が27日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。24日のドラフト会議で5球団競合の末、楽天が交渉権を獲得した明大の宗山塁内野手(4年=広陵)について言及した。
 「正直ここまでの球団に指名していただくとは、びっくりしました。どこの球団でもそこで頑張るだけなので、平常心でいるようにした」と話した宗山。

 今春は後半3カードを右手中指骨折で欠場するなど、本来の実力を発揮できなかったが、走攻守三拍子がそろう世代No・1遊撃手に、あるスカウトは「彼が入った球団は15年は二遊間が安泰」などと評価している。また通算86試合で打率.342、10本塁打、59打点。116安打はリーグ歴代8位タイで、守備力だけでなくアベレージヒッターとしても結果を残している。

 そのうえで宗山のいいところについて問われた落合氏は「バッティングよりは守備でしょ」ときっぱり。「肩の強さっていうのは、持って生まれたものがあるんだろうしね。評価されたのはバッティングよりも守備力なんだろうと思います」と評した。

 ◇宗山 塁(むねやま・るい)2003年(平15)2月27日生まれ、広島県三次市出身の21歳。三良坂小1年で野球を始め、三良坂中では軟式の高陽スカイバンズでプレー。広陵(広島)では1年夏、2年春に甲子園出場。明大では1年春からリーグ戦に出場し、4年秋の慶大戦でリーグ史上34人目の通算100安打を達成。侍ジャパンには大学2、3年時に大学代表。24年3月にトップチーム招集も、強化試合の欧州代表戦は骨折の影響で欠場。1メートル75、78キロ。右投げ左打ち。

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