小泉進次郎氏 自民惨敗の理由は政治とカネへの認識の甘さ「そういうことだと思います。この結果は」

2024年10月28日 00:53

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小泉進次郎氏 自民惨敗の理由は政治とカネへの認識の甘さ「そういうことだと思います。この結果は」
小泉進次郎氏 Photo By スポニチ
 自民党の小泉進次郎選対委員長(43)が27日深夜、フジテレビ系選挙特番「Live選挙サンデー超速報SP」(後7・58)に中継で生出演し、この日投開票された第50回衆院選での党の惨敗情勢に反省の弁を述べた。
 自民、公明両党の与党が定数465議席の過半数(233)を確保できるか危機的状況に陥っている。対照的に立憲民主党、国民民主党の躍進が伝えられている。

 安全保障、社会保障などを声高に訴えてきた自民党だったが、有権者にとって最大のテーマは政治とカネだった。

 前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏からは、「この選挙の踏まえるところまでで、本当はこうすれば良かったというのはおありですか?」と質問された。

 小泉氏は「やはり一つ一つの判断の中で、多様な目が入らないと判断を間違えるリスクというのが、党のさまざまな決裁案件でもあるなと正直感じます」と、永田町の論理で進められる危険性を自覚。「企業でも社外取締役がなぜいるのかと言ったら、経営陣に対する多様な声をぶつけていく。なぜ男女共同参画も含めて多様な声を聞くのが大事なのかといえば、偏った構成の中での判断っていうのは、間違うことのリスクが大きい」とし、「自民党の決定のあり方、ガバナンスのあり方の中にもっと浸透させないといけない」と反省を述べた。

 元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏から「政治とカネの問題に厳しくいくべきだったんじゃないですかね?」と尋ねられると、小泉氏は「そういうことだと思います。この結果は」と素直に認めた。

 橋下氏は、今年改正された政治資金規正法に言及。「政治資金規制改正法、あのしょうもない、ぬるい改正案を自民党は作ったんですよ。野党と協議して厳しい案を小泉さんの世代で作って下さいよ」と、より厳しい法案の作成を期待した。小泉氏は「しっかりと政策につなげていきたいと思います」と口を結んだ。

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