室伏「これが最後の五輪かも」チーム一丸のメダルには「色はともかく満足感」

2012年08月06日 08:25

五輪

室伏「これが最後の五輪かも」チーム一丸のメダルには「色はともかく満足感」
男子ハンマー投げで3位になり、日の丸を背負って笑顔を見せる室伏広治
ロンドン五輪ハンマー投げ
 ハンマー投げの室伏広治(37)=ミズノ=は5日、決勝で78メートル71を記録し、3位に入り、優勝したアテネ以来2大会ぶりの銅メダルを獲得した。

 37歳という年齢との挑戦でもあった室伏のロンドン五輪。トレーナーはもちろん、理学療法士らも交えてのチームを結成し、科学的トレーニングでメダル獲得への執念を見せた結果が、今季自己最高の78メートル71。

 2大会ぶりの金メダルには届かなかったが「自分の年齢に勝てたことを誇りにしたい。チーム室伏で一丸となって取り組んできた成果だ」と室伏。一番いい色のメダルではなかったことには少し残念そうだったが「メダルの色はともかく、やってきたことに満足感がある」と自分を納得させるように笑みを浮かべた。

 今後については「これが最後の五輪かもしれない。またゆっくり考えたい」と話した。

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