福原愛 日本初の個人メダルへ揺るぎない自信「点数を取られても焦らずにいる」
2016年08月10日 00:03
五輪
卓球の女子シングルス準々決勝が9日に行われ、世界ランキング8位の福原愛(27=ANA)が登場。第2シードのフェン・ティアンウェイ(シンガポール)と対戦し、接戦からリズムをつかむと、終盤は相手を圧倒し、4―0でストレート勝ちした。
接戦を抜け出すと、後は完全に自分のペースに持ち込んだ福原。「1カ月練習してきたことがしっかり出せた試合」と振り返った準々決勝。第1ゲームはフェンがやや優位に試合を進めていたが、「相手に点数を取られても焦らずにいる」という言葉通り、落ち着いた試合運びで、ゲームが進むほどに動きが軽快になった。
3戦連続ストレート勝ち。日本初のシングルスのメダルが見えてきた。準決勝ではロンドン五輪金メダリストの李暁霞(中国)。「(初戦から)いい試合ができているという自信がある。ベストを尽くす」。油断はない。あとはこのままのリズムで試合に臨むだけだ。