日本 持ちタイム全体7位も、バトンパスは脅威の1位!
2016年08月21日 05:30
五輪
男子400メートルリレーで銀メダルを獲得した日本には自己ベストが9秒台の選手が一人もいない。ジャマイカと米国は4人全員、トリニダード・トバゴでさえ3人が10秒の壁を突破しており、持ちタイムの合計では全8チーム中7番目だった。
しかし巧みなバトンパスで走者と走者の間で生まれるロスタイムを極限までに抑え込み、決勝では持ちタイムの合計から2秒78を削り取った。これは8チームの中で1位。ボルトがアンカーを務めて優勝を飾ったジャマイカには0秒33差をつけられたものの、短縮タイムを比較すると日本が1秒16も上回っていた。
一方、この種目で過去15回の優勝を誇る米国は第1走者のロジャースがゾーンの外で第2走者のガトリンにバトンをパスしたと判断され、37秒62の3位でフィニッシュしたが失格。