樋口 野菜嫌いで塩タン大好き…極度の偏食も代表選出で意識変革

2016年08月21日 07:25

五輪

樋口 野菜嫌いで塩タン大好き…極度の偏食も代表選出で意識変革
<リオ五輪 レスリング> 銀メダルを手にするも笑顔のない樋口
リオデジャネイロ五輪・レスリング男子フリースタイル57キロ級 決勝
(8月19日)
 樋口は偏食ぶりも筋金入りだ。小3の時の文集を見てみても、好きな食べ物の欄に子供らしからぬ「塩タン」、もしも魔法が使えたらというタイトルの作文では「塩タンを一生食べたい」とまで書いている。今でも肉は大好きで、嫌いなのは野菜全般。トマトは「ギリギリいける」というレベルだという。しかし、減量失敗を機に改善に取り組んでいる。

 4歳から通った吹田市民教室で樋口が指導を受けた恩師・増田周司氏(51)が五輪出場決定後の4月に一緒に食事に出かけたところ、肉を食べるにしても揚げ物を避けるようになったことに驚いたという。肉一辺倒でなく、合間に頑張って野菜も食べる。今回の減量も楽ではなかったようだが試合後には「野菜をちゃんと食べておいてよかったなと思った」と笑っていた。「練習は好きでやっている。あとは食事や睡眠の取り方が課題」と自覚は十分に芽生えている。

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