新潟・奥村 ボランチでも持ち味発揮を 一瞬のスピード、ドリブル突破でアピール必ず

2024年01月26日 04:30

サッカー

新潟・奥村 ボランチでも持ち味発揮を 一瞬のスピード、ドリブル突破でアピール必ず
ボランチにも取り組む奥村 Photo By スポニチ
 沖縄・比屋根(ひやごん)キャンプ中のアルビレックス新潟は26日、非公開での練習試合を行う。23日のG大阪との練習試合(○2―1)で主戦場のトップ下ではなくボランチで出場した大卒ルーキーMF奥村仁(22)は、慣れないポジションでも持ち味を出そうと奮闘中だ。
 不慣れなポジションでも持ち味を出そうと闘志を燃やしている。奥村は23日のG大阪との練習試合で、新加入選手が多く出場した3本目にボランチとして出場。「初めてボランチをやったかなというくらい難しかった。自分の長所を出そうと思ったけど、スピードや強度が高くてミスも多かった。もっと嫌なポジションを取ったり、得意のドリブルを出せれば良かった」と反省しきり。それでも3本目の終了間際にミドルシュートを放ち、攻撃的なところはアピールできた。

 C大阪の下部組織育ちで、関西福祉大からは初のJ1リーガーとなった。「プロになるという目標がかなったし、新潟のサッカーは技術が凄い。自分も技術には自信があったので、ここなら自分の良さを伸ばせるんじゃないかと思った」と複数のJクラブからオファーが届く中、新潟を選んだ。実際には「みんなうまくて、パスやトラップにしても集中してやらないとミスしてしまう。早くこの環境に慣れて新潟のレベルに達していけるようになりたい」と日々努力を重ねている。

 練習試合は26日と30日(非公開)の2試合のみ。「どのポジションで出るか分からないが、背後への抜け出しや一瞬のスピードやドリブル突破は武器だと思うので、そういうところは出せるようにしたい」とアピールを続ける。

 練習試合のユニホームは「自分一人だけ大きくて、上着をパンツの外に出すとパンツが隠れちゃう。だからインしました」と唯一ユニホームの上着をパンツにインするスタイルで奮闘。新潟にはない関西の独特な笑いのセンスでチームを明るく盛り上げる。

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