英国に敗れたロコ “不運”に襲われた藤沢が反省「試合の入り方をもっと工夫しないと」

2022年02月15日 18:00

カーリング

英国に敗れたロコ “不運”に襲われた藤沢が反省「試合の入り方をもっと工夫しないと」
<日本―英国>ハーフタイムに休憩する藤沢(左端)ら Photo By 共同
 【北京五輪カーリング女子1次リーグ ( 2022年2月15日 )】 18年平昌五輪銅メダルで世界ランク7位の日本(ロコ・ソラーレ)は15日、北京五輪カーリング女子1次リーグ第7戦で同ランク8位の英国と対戦。第6エンドで藤沢五月(30)のラストショットが急失速し、途中で止まってしまう“不運”などもあり4―10と敗戦。2連敗で通算4勝3敗となり、準決勝進出へ残り2試合負けられない状況となった。
 1次リーグ第6戦を終え2位タイつける日本は立ち上がりの第1エンドにいきなり3失点。第3エンドでも3点を失い1―6と大きくリードを許す。第4エンドには相手のミスショットもあり2点を返したが、同じく後攻の第6エンドで藤沢のラストショットが急失速し途中で止まってしまうアクシデントが発生。ストーンの底に氷上のゴミに引っかかったもようで複数得点のチャンスを逃し、第8エンド終了時に4―10となったところで相手の勝利を認める「コンシード」をした。

 ▼藤沢五月 昨日と今日の試合は前半で3点取られてしまうことが一番大きな反省点。そこはエンドの最初の試合の入り方やちょっとした工夫で自分たちから変えられることもある。負けたけどチャンスは自分たちもでもつくれたし良い部分はあった。負けて悔しい思いはあるけど、残り2試合しかない。4年待ってこの舞台にやっと立てた思いもあるので、しっかり良い試合をしていきたい。

 ▼吉田夕梨花 試合の入りから、あまり自分たちのペースをつかめなくて、アイスを読めきれなかった。大きな失点、3点を前半で2回取られたことが後半追いつくのも難しい。

 ▼鈴木夕月 難しい石もあって難しなと思った。もう、相手がとても上手なのでチャンスをものにしないと点をとられてしまう。そのへんをしっかり決められるように明日アジャストいていきたい。

 ▼吉田知那美 戦っているのは対戦相手というより、いかに自分の持っている20投を大切に投げられるか。五輪の試合は残り2試合しかないので、2試合しかないと思うのか、2試合もあると思うのかで、気持ちの部分で違う。次は今日よりも、昨日よりも良いプレーができるように準備したい。

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