沙羅 ミスで9位 今季初表彰台を逃すも手応え「先につながりそうな内容」

2023年01月14日 04:39

ジャンプ

沙羅 ミスで9位 今季初表彰台を逃すも手応え「先につながりそうな内容」
ジャンプ女子・高梨沙羅 Photo By スポニチ
 高梨沙羅(26=クラレ)は1回目に95メートルを飛んで4番手に付けるも、2回目は89・5メートルと飛距離を伸ばせず合計210・6点で9位だった。12年3月に15歳4カ月でW杯初勝利を飾った第2の故郷で今季初の表彰台を逃したが、内容には手応えをつかみ、きょう14日の団体戦、15日の個人第13戦に臨む。19歳のアレクサンドリア・ルティト(カナダ)が240・3点でW杯初勝利を飾った。
 母方の祖父母が暮らす山形の地で、高梨の歯車が徐々にかみ合い始めている。予選はトップ通過すると、この日の1回目は表彰圏内に1・2点差の4番手。2回目は踏み切りの「タイミングだけ遅れてしまった」とミスで飛距離を伸ばせなかったが、横川朝治ヘッドコーチは「外してもあそこまで飛べるのは良い傾向」と前向きだ。

 助走路が緩やかな蔵王は苦手とする選手が多いが、高梨にとっては初勝利を含む通算7勝を挙げている好相性の台。今季は不調が続く中で、同所で過去最低の9位に終わったものの、巻き返しの機会はまだある。「アプローチは良くなっている。明日、あさっての試合はもちろん、その先につながりそうな内容なので、意識して取り組みたい」と前を向いた。

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