東京ベイWTB木田晴斗　開幕から4試合連続トライで量産態勢「今日も取りたいと思っていた」

2023年01月14日 21:16

ラグビー

東京ベイWTB木田晴斗　開幕から4試合連続トライで量産態勢「今日も取りたいと思っていた」 — ＜東京ベイ・東葛＞後半、木田がトライを決め高々とサムアップ（撮影・篠原岳夫） Photo By スポニチ

【ラグビーリーグワン第4節東京ベイ40―7東葛（ 2023年1月14日東京・江戸川区陸上競技場）】東京ベイは東葛を40―7で下し、3勝1分けとした。3トライ差以上の勝利に付与されるボーナス点を含む勝ち点5を積み上げて同16。23歳のWTB木田晴斗が2トライを奪い、開幕から4試合連続トライをマークした。

　若き翼が早くも量産態勢だ。木田は開幕から4試合連続トライを奪い、今季6トライ目。「得点することはウイング（WTB）の仕事。今日も取りたいと思っていた」と涼しい顔でうなずく。

　最大の見せ場は後半26分、敵陣左10メートルライン付近で「狙い通り」のインターセプトに成功。相手のパスコースや隙を見逃さず「ディフェンスでWTBとしてシャットアウトしにいくことが目的だった」。そのまま、インゴールまで約40メートルを走り切った。

　昨季から体重を約2キロ減量し「スピードが確実に上がった」と快足に磨きがかかっている。フラン・ルディケ・ヘッドコーチ（53）は「フィニッシュまで持っていくことができるWTBだ。彼のラン能力、両足でステップを切っていることがトライ量産につながっている」と評価した。

　トライ王争いでは暫定トップタイとなった。チームは開幕から負けなしで、新人賞資格のある23歳が好調の原動力となっている。日本代表入りも目指しており「今年のW杯（フランス大会）で桜のジャージーを着たい」と木田。猛アピールは続く。