ウィザーズはニックスに4点差で敗れる クーズマが今季自己最多の40得点 八村9得点も前半は無得点

2023年01月14日 11:42

バスケット

ウィザーズはニックスに4点差で敗れる クーズマが今季自己最多の40得点 八村9得点も前半は無得点
ゴール下でシュートを試みるウィザーズの八村(AP) Photo By AP
 ウィザーズは13日、地元ワシントンDCで東地区全体6位のニックスに108―112(前半53―50)で破れて18勝25敗。第4Qの3分30秒で15点差のビハインド(79―95)となりながら残り17秒に2点差(106―108)まで詰め寄ったものの、反撃こここまでだった。
 ウィザーズではブラドリー・ビール(29)が4試合連続で欠場し、先発ガードのモンテ・モリス(27)もビール同様に太腿を痛めて休養。カイル・クーズマ(27)が今季自己最多の40得点(平均は21・3得点)と7リバウンド、7アシスト、11日のブルズ戦を休んだクリスタプス・ポルジンギス(27)も21得点を稼いだものの、ペイント内でのスコアでは28―50と大差をつけられた。

 八村塁(24)は25分の出場でフィールドゴール(FG)の成功は14本中4本(うち3点シュートは7本中1本)。9得点、4リバウンド、1アシスト、1スティールという内容だった。出場時間帯のチームスコアは5試合ぶりにプラス(+7)。ベンチスタートの今季の全27試合でプラスとなったのは10回目だが、敗れたのはこれが初めてとなった。

 八村は第1Qの5分19秒からコートに登場したが3本連続で3点シュートを失敗し、正面からドライブしたあとのランニング・ステップでのシュートはニックスのオビ・トッピン(24=206センチ)にブロックされた。第2Q1分17秒には、正面からゴール下にカット。クーズマのパスをもらってポンプ・フェイクでトッピンを一足早くジャンプさせたまではよかったが、ボードに当てたシュートはリングからこぼれて前半は無得点に終わった。

 第3Qは5分19秒から出場。インサイドへのドライブとスティールからの速攻で立て続けにシュートを2本決めると、残り52秒には左のコーナーから3点シュートを成功してこのクオーターで7得点を記録した。しかし3点シュートの成功はこの1本のみ。第4Qではさらに3本の3点シュートを試みたがどちらもリングの中に吸い込まれることはなく、この間、点差はじりじりと開いていった。

 八村の今季の成績は平均12・7得点(昨季11・8)、4・5リバウンド(同3・8)、シュートの成功率はFGが48・3%(同49・1%)、3点シュートは33・3%(同44・7%)となった。

 ニックスはここ7戦で6勝目を挙げて24勝19敗。ジェイレン・ブランソン(26)が34得点と8リバウンド、8アシスト、ジュリアス・ランドル(28)も23得点と16リバウンドをマークしてロードでは今季21戦で13勝目を飾った。

 なおウィザーズは16日にワシントンDCでウォリアーズと顔を合わせる。

<八村の全オフェンス>
 ▼第1Q(出場6分41秒=無得点)
(1)6分52秒・速攻から左コーナーで3点シュート=×
(2)7分21秒・正面やや左から3点シュート=×
(3)8分25秒・左サイドから3点シュート=×
(4)10分16秒・正面からドライブして右手でシュートを放ったがトッピンにブロックされる=×
 ▼第2Q(出場4分27秒=無得点)
(5)1分17秒・正面からゴール下にカット。クーズマのパスを受けてポンプ・フェイクからシュート=×
 ▼第3Q(出場6分9秒=7得点)
(6)6分30秒・右サイドからのドライブで右手でレイアップ=○
(7)6分56秒・ランドルのパスをスティールしてワンマン速攻。右手でレイアップ=○
(8)7分22秒・左サイドでプルアップからジャンプシュート=×
(9)9分26秒・正面やや右でプルアップからジャンプシュート=×
(10)11分8秒・左コーナーから3点シュート=○(アシスト・クーズマ)
 ▼第4Q(出場7分24秒=2得点)
(11)51秒・正面やや右から3点シュート=×
(12)1分37秒・右サイドから3点シュート=×
(13)10分34秒・左サイドでプルアップからジャンプシュート=○(アシスト・キスパート)
(14)11分55秒・右コーナーから3点シュート=×

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