池江璃花子 50MバタV「絶対に負ける気はしなかった」100M自由形、バタフライと合わせ3冠

2023年04月09日 04:30

競泳

池江璃花子 50MバタV「絶対に負ける気はしなかった」100M自由形、バタフライと合わせ3冠
<第99回日本選手権水泳競技大会 5日目>女子50メートルバタフライ決勝で優勝を果たし、今大会3冠目の池江(撮影・河野 光希) Photo By スポニチ
 【競泳日本選手権第5日 ( 2023年4月8日    東京アクアティクスセンター )】 世界選手権(7月、福岡)の代表選考会を兼ねて行われ、女子50メートルバタフライは池江璃花子(22=横浜ゴム)が25秒59で制し、3年連続6度目のV。100メートルバタフライに続く代表入りが内定した。
 既に2冠を達成している池江は、レース前から確かな自信があった。「絶対に負ける気はしなかった。何が何でも勝ってやるという気持ちで臨めた」。しなやかな泳ぎでトップでフィニッシュし100メートルの自由形、バタフライと合わせた3冠を達成。「久しぶりに楽しいと思えるレースだと感じられた。前の自分の殻を少しだけ破れた」と手応えを語った。

 6回目の優勝を果たした50メートルバタフライは非五輪種目ながら「世界と戦える位置にある種目」という。かつて自分が出した25秒11の日本記録も、うっすら見えてきた。今夏の世界舞台へ「(トップ選手は)まだ自分にはビビっていない。池江はまだまだだと思われている」と立ち位置を自覚しつつ「チャレンジャーとしてトップの選手に近づいていく」と決意を新たにした。

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