三上紗也可 女子板飛び込みで自己新V「大きい大会で自己ベストを出せた」ここ一番で超大技決めた

2023年04月09日 04:30

飛び込み

三上紗也可 女子板飛び込みで自己新V「大きい大会で自己ベストを出せた」ここ一番で超大技決めた
<2023年度翼ジャパン・カップ>女子3m飛板飛込決勝の表彰式で、記念撮影に臨む(左から)2位の榎本、優勝の三上、3位の馬淵(撮影・河野 光希) Photo By スポニチ
 【飛び込み翼ジャパン・カップ第5日 ( 2023年4月8日    東京アクアティクスセンター )】 7月の世界選手権(福岡)代表選考会を兼ねて女子板飛び込みが行われ、既に代表入りしている昨年の世界選手権銀メダルの三上紗也可(22=日体大)が364・45点で優勝した。残り1枠は303・45点で2位の榎本遼香(26=栃木トヨタ)が有力。馬淵優佳(28=ミキハウス)は3位で個人での世界選手権出場はならなかったが、優勝したシンクロ板飛び込みで代表入りの可能性を残している。
 ここ一番で超大技がさえた。世界で三上しかできない5154B(前宙返り2回転半2回ひねりえび型)をノースプラッシュで決め、この日最高得点となる81・60点をマーク。全5本の試技で高得点を出し、2位に60点以上の大差をつけた。「大きい大会で自己ベストを出すことができた」と収穫を口にし、福岡での世界選手権に向けて「国内試合は凄く緊張するが、それを力に変えたい」と語った。

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