池江璃花子が笑顔の4冠締め!50M自もV「凄く気持ち良く泳げた」復帰後ベストも派遣標準0秒04届かず

2023年04月09日 17:18

競泳

池江璃花子が笑顔の4冠締め!50M自もV「凄く気持ち良く泳げた」復帰後ベストも派遣標準0秒04届かず
<第99回日本選手権水泳競技大会 6日目>女子50メートル自由形決勝で優勝を果たした池江(撮影・河野 光希) Photo By スポニチ
 【競泳日本選手権最終日 ( 2023年4月9日    東京アクアティクスセンター )】 競泳日本選手権は9日、世界選手権(7月、福岡)の日本代表選考会を兼ねて行われ、女子50メートル自由形は池江璃花子(22=横浜ゴム)が白血病から復帰後ベストの24秒74で3年連続6度目の優勝を果たした。派遣標準記録は24秒70。
 スタートは出遅れたものの一気に加速。25メートル通過で頭一つ抜け出すと、そのまま復帰後自己ベストとなる24秒74でゴールした。100メートル自由形、50、100メートルバタフライに続く4冠を達成した。

 今大会8本目のレースで派遣標準記録にはわずか0秒04届かなかったが「復帰後のベストを出したいと思っていたので出て良かったと思います。凄く気持ち良く泳げた。優勝して終わりたいと思っていたので、自分のレースに集中して大会を終えることができた」と語った。続けて「今年の日本選手権は4冠を達成して終わろうと思っていたので、しっかりその目標が達成できたことと、トータル的に見て個人の派遣記録も2種目切れたということで凄くうれしい気持ちでいっぱいなんですけど…まあ、まだまだこれから世界で戦うために準備しきゃいけないことがたくさんあると思うので、また一から気を入れて頑張りたいと思います」と今後を見据えていた。

 予選では、25秒42の全体2位で決勝に進出し「しっかり準備して決勝では24秒台を出したい。断トツで優勝したい」と語っていた。

 今大会の結果で50、100メートルバタフライで世界選手権の代表に内定。個人種目では17年ブダペスト大会以来6年ぶりの世界舞台で、400メートルリレーやメドレーリレーでの活躍も期待される。

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