出羽海親方、御免札を立てる 3関脇の大関獲りなど話題豊富に笑顔 関取23人休場の昨年から一転

2023年06月14日 13:37

相撲

出羽海親方、御免札を立てる 3関脇の大関獲りなど話題豊富に笑顔 関取23人休場の昨年から一転
名古屋場所の開催を告げる御免札を立てた(左から)待乳山親方(元幕内・武州山)、熊ケ谷親方(元幕内・玉飛鳥)、出羽海親方(元幕内・小城ノ花)、千賀ノ浦親方(元幕内・里山)、岩友親方(元幕内・木村山)の名古屋場所担当の親方衆 Photo By スポニチ
 大相撲名古屋場所(7月9日初日)の開催を知らせる「御免札」が14日、会場のドルフィンズアリーナに近い名古屋城東門の近くに設置された。担当部長の出羽海親方(元幕内・小城ノ花)は「横綱・照ノ富士の2連覇、新大関・霧島の誕生、3関脇の大関獲りと話題はたくさんある。チケットの売れ行きも昨年よりはいい」と明かし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で休場者が続出した1年前からのV字回復へ自信を見せた。
 昨年は7日目の出羽海部屋を皮切りに途中休場が続出し、全体の3割近い174人が休場。13日目は幕内18番中7番が不戦という異常事態が起きた。故障者を含む十両以上の休場23人は戦後最多。場所前の感染判明による全休措置は13部屋に上った。

 ところが一転、今場所は話題豊富。霧馬山改め霧島(27)が大関昇進し、大栄翔(29)、若元春(29)、豊昇龍(24)の3関脇が大関獲りをかける。夏場所で14勝を挙げ、十両優勝して新入幕が確実な豪ノ山(25)らの存在も「若手が上がってきて楽しみ」と笑顔。チケットもすでに全体の8割が売れているとのことで、25年から新会場となるため同アリーナでは残り2回になった名古屋場所に花を添えそうだ。

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