松山英樹が11年連続で挑む全米OP「勝ちたい」“ホームタウン”の一つLAで新たなメジャータイトルを

2023年06月14日 08:50

ゴルフ

松山英樹が11年連続で挑む全米OP「勝ちたい」“ホームタウン”の一つLAで新たなメジャータイトルを
ショットの練習をする松山英樹 Photo By スポニチ
 男子ゴルフの今季メジャー第3戦、全米オープンは15日から4日間、カリフォルニア州のロサンゼルスCCで開催される。11年連続11度目の出場となる松山英樹(31=LEXUS)が13日、取材に応じ「メジャーなので勝ちたい」と抱負を語った。
 ロサンゼルスの中心部に位置する名門・ロサンゼルスCCで、世界一を決める全米オープンが開催されるのは初めてのこと。「いい雰囲気はありますよね」と言った。松山にとって、米国でのホームタウンの一つと言えるのがこの街。「LAは知り合いが多いので頑張りたいなと思います」。厳しい戦いを勝ち抜く、モチベーションだ。

 この日はラウンドはせず、練習場でショットとショートゲームを調整。「もうちょっと練習もしたいんですけど、無理する必要もない。良くなればいいなって感じで」。そう語る表情は明るい。前戦のメモリアル・トーナメントでは優勝争いに加わり16位に入るなど、状態は上向きと言える。無論、体調自体は「大丈夫」。大一番に向けて、緻密な調整を重ねている。

 コースの総距離は7421ヤードでパー70。松山は「飛ぶ人が有利でしょうね」と印象を語る。アウトに3つ、インに2つと計5つのパー3が待ち受ける変則的な設定だ。特徴的なホールがインの2つ。大会歴代3番目の長さとなる290ヤードの11番に対し、15番は124ヤードしかない。11番は練習ラウンドでは「ドライバーです」(松山)と、1Wを使用したという。距離の長さに加えて難セッティングで知られる全米オープン。持ち前のショット力で立ち向かう。

 今大会過去10度の出場で、最高成績は17年の2位。昨年も最終日に65を叩きだして4位に入った。123回目を迎える伝統の大会で、21年マスターズに続く2つ目のメジャータイトルを狙う。

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