女子バスケ日本代表 アジア杯6連覇ならず…中国に惜敗 司令塔・山本が涙「最後は守りのところで…」

2023年07月03日 04:11

バスケット

女子バスケ日本代表 アジア杯6連覇ならず…中国に惜敗 司令塔・山本が涙「最後は守りのところで…」
バスケットボール女子日本代表・山本麻衣 Photo By 代表撮影
 バスケットボール女子のアジア杯最終日は2日にオーストラリア・シドニーで決勝が行われ、日本(世界ランキング9位)は中国(同2位)に71―73で敗れ、6連覇を逃した。高田真希(33=デンソー)がチーム最多の17点を挙げるなど攻守に奮闘。9点リードで前半を折り返したが、最後は競り負けた。今大会の4強入りで、来年2月のパリ五輪世界最終予選の出場権を獲得している。
 3大会連続となった中国とのアジア頂上決戦に敗れた。第2クオーターにベテラン高田らの活躍で9点のリードを奪ったが、守備の強度が下がった後半に失速。昨年のW杯2位の強豪に善戦したものの最終盤に力尽き、司令塔の山本は「最後は守りのところで、コミュニケーションのミスやずれがあった。40分間守り切れなかった」と涙した。

 昨年のW杯は1次リーグ敗退。再出発となった今大会は2人のガードを配置する布陣が機能し、ゴール下への鋭い突破など進化も見えた。6連覇こそ逃したが、来年2月のパリ五輪世界最終予選切符獲得のノルマはクリア。主将の林は「もっともっと成長できるなという思いはある」と前を向いた。

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