道産子・片岡 地元Vに3打及ばず 緊張の中、67で今季最高2位 北海道開催日本プロでリベンジ誓う

2023年07月03日 05:15

ゴルフ

道産子・片岡 地元Vに3打及ばず 緊張の中、67で今季最高2位 北海道開催日本プロでリベンジ誓う
18番、クルーガー(左)と握手する片岡尚之(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 【男子ゴルフツアー 長嶋茂雄招待セガサミー・カップ最終日 ( 2023年7月2日    北海道 ザ・ノースカントリーGC=7178ヤード、パー72 )】 男子ゴルフツアーの長嶋茂雄招待セガサミー・カップ最終日が2日、行われ、2位から出た北海道出身の片岡尚之(25=CS technologies)は6バーディー、1ボギーの67で回り通算20アンダーに伸ばしたが、3打差及ばず2位に終わった。次戦の日本プロ選手権(27日開幕、北海道・恵庭CC)で、今大会で逃した地元優勝を目指す。ジェイブ・クルーガー(37=南アフリカ)が23アンダーで逃げ切り今季初優勝。4年ぶりのツアー2勝目を挙げた。
 地元での初勝利に手が届きそうで届かなかった。片岡は「クルーガー選手は隙がなかった。自分が伸ばせなかったのが敗因」と淡々と振り返った。

 最終日は両親ら家族も駆けつけた。地元ファンの後押しを受け、序盤4ホールで3バーディーを重ねた。6番のチップインバーディーで首位に並び、10番でも伸ばして食らいついた。しかし15番で1メートルのパーパットを外し、バーディーだったクルーガーと3打差に。「ずっと渋いパーパットを入れていたけど、15番で外して厳しくなった」と悔やんだ。

 開幕当初は不調で予選落ちが続いた。大会直前にぎっくり腰を発症し、痛み止めを服用しながら優勝を争い、今季最高の2位に食い込んで得た自信も小さくはない。「緊張した中で5アンダーという、いいゴルフができた」と胸を張った。

 次戦の日本プロ選手権も北海道開催。「次も北海道の試合なので、次こそは優勝という気持ちで頑張りたい」とリベンジの思いを口にした。

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