十両・對馬洋が待望の今場所初白星「何が何でもって気持ち」土俵上で見合う展開から無我夢中の攻め

2023年07月14日 21:37

相撲

十両・對馬洋が待望の今場所初白星「何が何でもって気持ち」土俵上で見合う展開から無我夢中の攻め
<大相撲名古屋場所6日目>千代の海(右)を突き落としで破る対馬洋(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 【大相撲名古屋場所6日目 ( 2023年7月14日    愛知・ドルフィンズアリーナ )】 十両・對馬洋(30=境川部屋)が千代の海(30=九重部屋)を下して今場所の初白星を挙げた。
 立ち合い左に動いた千代の海の左上手からの攻めに対し、足が流れて倒れそうになりながらもなんとかしのぎ、振りほどいて体が離れると互いに見合う展開に。そこから先に仕掛けたのは對馬洋。勢い良く当たっていくとかわされたが、土俵際で思い切って右からはたいて突き落としを決めた。20秒間のめまぐるしい攻防を制し「先に行けてよかった。足が出てくれた」と振り返った。

 6日目にして待望の初白星。「とにかく白星欲しかったので、何が何でもって気持ちだった」。流れを変えるために、無我夢中で動き回った。先場所は4連敗スタートから後半盛り返して8勝を挙げて勝ち越しており、今場所も勝負はここから。「(明日以降へ)はずみになる。今日みたいに粘り強くいきたい」と意気込んだ。

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